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Bunker 10

こんばんは🌙😃❗
遅くなってごめんなさいm(__)m
本日の『Bunker』です。🎶
やっとつくしちゃんです😌💓
それではどうぞ~✴

私信です
☆様
こんばんは😃🌃
コメントありがとうございます。😆
ムフフ💕予想を読ませてもらいながら
ニヤニヤしちゃってます❗😆💕✨

塩○○様
こんばんは。(#^.^#)
コメントありがとうございます。😆
お話し楽しんで頂けて嬉しいです。🎶
こちらこそありがとうございます❗😆💕✨









ずっと不安だった

だけど不幸だったわけじゃない

むしろその逆で幸せ過ぎるほど幸せで満たされた時間だった

あの頃には想像していなかった生活だったけれど
私はここで本当に幸せだった

だからこそいつかこの幸せが目に見えない誰かによって壊されるんじゃないかと不安を抱えていた

NYに来てからは全てが嘘で

全てが真実だった

亜門の犠牲の上に成り立っていた平穏な日々

偽る事からしか始められなかった

司が港で刺された事件から私の人生は更にスピードを加速させ
立ち止まり落ち着いて考える暇なく
否応なしに走り始めてしまった

司はよく私を巻き込んでしまったという表現を使うけれど
私は巻き込まれたなんて思っていない

巻き込まれたなんて言い方は被害者みたいで嫌いだ

私が英徳で司達と出会った事だって
司に恋した事だって自分の意志だから
被害者面してそれらの全てを否定したくはない

ゆっくり考える時間はなかったけれど
私は司と人生を共にする

こうなる運命だったんだと思っている

ただ運命なら変えられると思っていた

偽る事から始まった生活だったけれど
いつか必ず司が司として生き
亜門が亜門として生きられる日が来ると信じていたのに…

一人じゃない…

だからしっかりしなくちゃいけないと思うのに
心がいうことを聞いてくれない…

絶対安静を言い渡され一人こうしてベッドにいると
考えてしまうのは亜門の事ばかり

一人ベッドで答えの出ない答えを探していると小さく控え目なノックが聞こえた

小さく”どうぞ”と返すとドアが開きお手伝いさんの後ろか懐かしい人が
両手をポケットに突っ込んだままフラリと入ってきた

「まーきの」

私を呼ぶ懐かしい声がダイレクトに響いてくる

驚いて何も返せない私に構う事なく
ベッドへと近付いてきた彼は
ベッドの端に腰を下ろすとゆっくりと私を抱きしめてくれた

「牧野が幸せそうでよかった」

「花沢類…どうして?」

「こんなとこ司に見つかったら殺されちゃうね」

「……」

「ごめん、殺されちゃうねなんて不謹慎だったね」

「ううん…大丈夫…ありがとう花沢類…
だけどどうしてここに居るの?」

「司が会って欲しいって。
牧野が落ち込んでるから話しをしてくれって」

「司がそんな事を…ありがとう花沢類」

「いいよ、俺も牧野に会いたかったし。
牧野?大変だったね、けど溜め込むのはよくないよ」

「ありがとう、分かってるんだけど…」

花沢類の言葉がゆっくりと染みてくる

「分かってるんだけど…
私にももっと何か出来たんじゃないかって…」

港で刺された道明寺が退院して2日目
会いたいから屋敷に来て欲しいと連絡があった

その時点では記憶が戻った事は聞かされていなくて
詳しい用件も教えられずバイト終わりに道明寺からの迎えの車に乗り込んだ
屋敷に着くと呼ばれていたのは私だけではなく
私の家族も屋敷にいた

そこで道明寺から切り出された話しに私は戸惑い
そして激しく拒絶した

取り付く島もないとはああいう状況の事を言うのだと思う

家族と離れ道明寺と一緒に渡米する
それまで普通に暮らしてきた17歳の私には到底出来ない決断だった

命を狙われている

必死に説得する彼の言葉も私はリアリティを感じられず
道明寺と直接関係ない家族や優紀
そしてバイト先の女将さんまでもが危ないなんて話し信じられなかった

だけど彼に見せられた写真の中には
英徳内で隠し撮りされたような物や
当時、住んでいたアパートの室内を写した物まであり
初めて得体の知れない恐怖を感じた

だけどその恐怖は漠然としたもので
私は日常の中で恐怖も不便も感じてはいなかった

むしろその逆でこちらに来てからは
常に司が側にいてくれて

司だけじゃなくタマさんも同じ時期に渡米してくれずっと側にいてくれている

亜門は私が司と共に渡米した翌日に再会した

司と付き合う事を告げた時以来、彼とは会っていなかったけれど
司の影武者をすると告げられた時は本当に驚いたし
私は事あるごとに司にも亜門にも影武者をする事は反対だと訴えていたけれど

二人の考えは変えられなかったし
亜門はいつも笑いながらこれは俺の意志でしている事だから口を出すなと言っていた

今となっては亜門の本当の気持ちは分からないけれど
彼は例え身代わりだろうと道明寺司として普通では体験出来ない経験ができ
いつか自分に戻って生活を始める時には絶対にこの経験が役に立つからと言っていた

私は彼が好きだった

この好きは友人としてだけれど
彼は私にとってF3のようにかけがえのない大切な友人だった

だからいつも心の中で祈っていた

朝、彼が出かける時には今日一日が無事に過ぎますようにと

そして夜になるとまた明日

彼が無事に過ごせますようにと

祈りは通じていると思っていたのに

あの朝もいつもと同じように祈っていたのに

その祈りは通じなかった…

いつもと変わらないはずの朝が
最悪の日々の始まりだった







応援ありがとうございます。
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kirakira
Posted bykirakira

Comments 2

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2020/02/17 (Mon) 11:34 | EDIT | REPLY |   
kirakira

kirakira  

瀬○様

こんばんは😃🌃
コメントありがとうございます。😆
返事が遅くなってごめんなさいm(__)m

やっとです❗😆💕✨
つくしちゃんも人知れず苦悩しながらも
司君を信じて一緒に生きてきましたが
今回の事件は受け止めきれない悲しみや
後悔などが押し寄せてきて体調を崩してしまっています‥

ですが類君だけじゃなくあきら君と総ちゃんも来てくれたので
少しずつ持ち直してくれるはずです❗😆💕✨

事件の方はまだまだこれからですがF4が揃えば無敵です❗\(^-^)/

2020/02/18 (Tue) 21:43 | EDIT | REPLY |   

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