Bunker 13
本日も『Bunker』です。🎶
新事実が‥
それではどうぞ~✴
私信です
☆様
こんにちは✨😃❗
コメントありがとうございます。😆
返事が遅くなってごめんなさいm(__)m
ムフフ💕正解です❗😆💕✨
彼しかいないですよねぇ!🎵
二週間で仕事を熟しながら出来る事は限られているが
四人で綿密に連絡を取り合い新たに分かった事もあった
だがそれらがこの事件にどう関係しているのか…
あるいは全く無関係なのか…
その辺りはお袋さんに直接確かめてみない事に判断は出来なかった
今日はあの日とは打って変わり大荒れの空模様
空港から屋敷までの道中ずっと横殴りの雨がリムジンの車体にぶつかり続けていた
屋敷のお袋さんの書斎ではお袋さんと司と秘書の西田の三人が俺達の到着を待っていた
共に軽く挨拶を交わすとお袋さんを真っ正面から見据えるような位置に腰を下ろす
真っ正面にはお袋さん
右横には司
お袋さんのデスクの左後方には西田
それぞれの定位置に陣取った三人の顔には表情らしき物を読み取る事が出来ない
三人共に極限の状況の中で神経だけが研ぎ澄まされたような状態で鋭さが増していて
一分の隙も見つけられない眼差しに何か言わなければと思うけれど言葉が出てこない
まずは今回の事件のお悔やみとこうして時間を割いてもらえた事のお礼をと…
なんて考えていると横から普段から何を考えているのかさっぱり分からない男が珍しく先陣を切った
「犯人グループと身代金の交渉をした時の全ての記録を見せて下さい。
それからおばさんじゃないと出来ないお願いがあります」
「どのようなお願いかしら?」
目の前のSF映画かアニメにでも出てきそうな
最新鋭の見えないモバイルスーツに身を包みガチガチに武装したような鉄壁の守りを見せるお袋さんに対し
片やガキの頃から何考えてんのかさっぱり分かんねぇナチュラルすぎる男
この天然の前では交渉術も心理学もその体を成さない
この部屋全体を覆い込んでいる肌に刺すような緊張感も
類には無関係のようでどこまでも自然体な男
「これは俺達には絶対に無理な事だから…
FBIのネットワークシステムの履歴を調べて欲しいんです」
類のお願いはあまりにも予想外な物で
お袋さんの表情が一瞬だけ微かに動いた
「何の履歴が知りたいのかしら?」
「事件当日に警備に当たっていた捜査官の携帯の位置情報検索システムに
アクセスした者がいないかどうか
もしくはその位置情報を知りえた立場にいた者を訪ねて来た人物はいないか」
最近の携帯にはGPS機能がついていて
FBI捜査官なら不測の事態に備えいつでもその位置確認が出来るようになっているが
テロの標的にもなりえる為
その取り扱いは厳重にセキュリティが掛けられていて
捜査官といえども誰もがアクセス権限を持っているわけではない
「出社ルートは毎日ランダムに選ばれていて
そのルートも小まめに変更されていた
それに捜査官自身も徹底的に調べたけれど全員怪しい点は見つからなかった…
となると後、考えうるのは当日の捜査官の位置情報をなんらかの形で入手したとしか考えられないから」
「位置情報については私がお答えいたします」
そう口を挟んできたのは後ろに控えている西田だった
「捜査官の位置情報につきましては毎朝、警護グループの一人が
FBIオフィスにて屋敷からオフィスビルに到着する間ずっとアクセスしたままで監視をしており
予定外の場所で長時間停止した場合などは不測の事態が発生したと判断され
すぐさま出動出来る体制が取られておりました」
「それは通常の体制でしょ?
事件当日は?」
「事件の当日も通常の体制が取られていた事は確認済みです」
「なら来訪者は?」
「それに関しましてはオフィスには監視係りの他にも多数の捜査官のデスクがあり
当日、監視係りを訪ねて来た人物はおりませんが
かなりの人間がフロアー内に居た事は確かです」
「なら当日、そのフロアーに居た人間全部を調べて」
「承知致しましたが…この調査には少しお時間をいただきたく存じます」
「いいよ、けど出来る限り俺達がここに居る間にお願い」
「承知致しました」
西田はそう答えると手にしていた手帳に何やら書き込んでいる
当日そのフロアーに居た人間全てを調べるのは西田の言った通り時間が掛かる事だと思う
警察組織という物はどこの国でもご多分に漏れず縄張り意識という物が強い
どこの国にもたいてい内部監査室があり
捜査官の不正や規律違反を調査する部署が出来ているが
特にこの国では捜査官というのは自身が捜査対象になるのを異様に嫌う傾向があり
内部調査官を裏切り者と忌み嫌う者がほとんどで
今回のように内部からの情報漏れを疑う時案に関しては特に神経を尖らせていると予想出来
当然、既に内部調査は行われていて結果も出ているはずなのに
類はあえて再度調査しろと要求した
「花沢さんはFBIに内通者がいると考えてらっしゃるのね」
「あなたもそう考えていた。
だから調べさせたけど疑わしい人物は出て来なかった。
表向きはFBIに対する調査は終えている。
だけどまだ疑念は捨てきれてない」
「確かに…その通りだけど
あなたはどうしてそう思われたのかしら?」
静かに交わされる類とお袋さんの会話
「あなたと同じですよ。
計画が長期的だしこちらの対応が全て後手に回っている。
司が刺された事件は無関係だと考えていますが
その直後に送りつけられた爆弾から事件が始まっていたと考えれば
全てが犯人の思うままに誘導されていると思っています」
全て繋がっている…
類はそう言った
だけどそんな事が有り得るのか?
「類?全て繋がってるなんて不可能なんじゃねぇのか?
爆弾は世界中の道明寺のオフィスに届けられたんだぞ」
「不可能じゃないと思うけど」
「なら犯人グループは世界中に居るって事か?
そんなでかいテロ組織ならとっくに尻尾掴んでるだろ?」
「最近はなんでもテロだって表現するけど
何も大掛かりな組織じゃなくても出来るんじゃない?
だって道明寺は世界中にオフィスを構えて仕事をしている
当然、そこには道明寺に恨みを抱く者だって存在してるはずだし
今や世界はネットワークでリアルタイムに繋がっていて
そこに居なくても道明寺に怨みをもつ者を簡単に探し出せるでしょ。
爆弾にしたって子供でも作れるような花火みたいなレベルの物だし」
確かに類の言う通りだと思う…
今や世界はリアルタイムで繋がっている
想像と予測の範疇を超える事態が起こったとしてもそれほど驚かなくなってはいるけれど
人間とはどうしても自身の中に培われてきた常識を捨てきれない
「それからもう一つ」
類は言葉を選ぶようにゆっくりと
だが確実にお袋さんを見据えたまま
「もう一つ…どうしても分からない事があります」
「何かしら?」
「貴方の過去のスケジュールです」
「いつ頃の事かしら?」
「15年程遡ります」
15年…類がそう言った時
お袋さんの表情が微かに動いたのが分かった
だがそれも本当に微かで司や総二郎は気付いていないようだった
「15年前の何が分からないのかしら?」
「貴方の当時のスケジュールを見るとその年の夏に2ヶ月程休暇を取り
家族でスイスの別荘に滞在していたとなっていますが
当時、俺達は司と四六時中行動を共にしていましたが
司が2ヶ月近くも貴方とスイスで過ごしていたという記憶はありません」
「確かに司は一緒ではありませんでしたけれど
私が2ヶ月休暇を取っていたというのは事実です。
私が休暇を取るのがそれほどおかしな事ですか?」
「ええ、おかしな事です。貴方がこの15年でまとまった休暇を取ったのはそれ一度きりです。
他は長くても3日程なのにこの時だけ長期間の休暇を
それも家族とスイスなんて貴方らしくない」

応援ありがとうございます。
以下、おばさんのヒトリゴトです‥
年齢的に性別を超越してしまっても何の不思議も無いお年頃の管理人です😌💓
それでもまだ何とか踏み留まっていました‥毎月の物はしっかりとお決まりのように来ていていましたが
昨年末よりスルーされるようになり2ヶ月ほどご無沙汰でした。出産の時を除いて何十年来のお付き合いでしたが
無ければ無いでめっちゃ楽~でこのままバイバイ!長いことお疲れ様でした!でOK!ですなんて
思っていたのですが来ました‥2ヶ月ぶりにお久しぶりっす!って感じで‥😰
そうなると2ヶ月ぶりに文字通り出血大サービス状態でクラクラするし頭痛いし大サービス状態にビックリだしで‥😅
最後の悪あがき?最後の一花?なのか定かではありませんが‥要は何が言いたいのかと言うと
今週はしんどかったなぁ~って事です❗(笑)くっだらないヒトリゴトに最後までお付き合いいただきありがとうございました。(#^.^#)