Bunker 14
こんばんは🌙😃❗
本日も『Bunker』です。🎶
引き続き楓さんです。
それではどうぞ~✴
私信です
☆様
こんばんは😃🌃
コメントありがとうございます。😆
暖めるのは有効ですよねぇ💕
年齢的に仕方がない事なのであまり気負わず
乗り切りたいと思います❗心配していただきありがとうございます。(#^.^#)
今回は楓さんの過去が大きく関係しているようです❗
休暇の理由はあっさりと解明されますが
その事がどう事件と繋がっているのか?
少しずつ解明されていく予定です。(#^.^#)
G○d&○&D○ath様
こんばんは😃🌃
コメントありがとうございます。😆
ヒトリゴトに反応していただきありがとうございます。(#^.^#)
無ければ無いでめっちゃ楽~だと思っていますが
それの伴う体調の変化など色々と心配な事も多かったので
皆さんの経験を教えてもらって心構えというか‥
勇気付けられました!ありがとうございます。💕
「ただの休暇です。家族でスイスというのは記録に不備があっただけでしょう」
お袋さんはわざと感情を省いたように簡潔にそう答えただけだった
冷たく切り捨てるように話すのはお袋さんのいつもの癖のようにも感じるけれど
今回、わざとそうしているように感じられたのは
類が意外にも強い口調でそれを否定したからだと思う
類はお袋さんに一言
”貴方は嘘をついている”
と言った
少し前屈みの姿勢で椅子に座っている類の表情は俺からは伺えなかったけれど
その口調から何か確信があるように感じられた
「貴方はあの時、スイスの別荘には居なかった」
「何か確信がおありのようね」
「ええ、あります。
だから本当の事を話して下さい」
「もし私が嘘を言っていたとして
それが今回の件にどう関係しているのかしら?」
「それは分かりません。
関係しているかいないかこれから判断します」
「私は関係は無いと考えています。
この答えじゃ納得していただけないのかしら?」
「今回ばかりはその判断をするのは貴方じゃありません。
既に多くの人命が失われています。
この事件の当事者としてどんな個人的な事でも隠さずに正直に話して下さい」
「休暇はプライベートなものです。
それが関係しているとは思えません」
お袋さんはあくまでも話すつもりはなさげで
この話題を終わらせたがっているように感じた
けど類は終わらせつもりはないみたいで
それを司も感じ取っている
「お袋、あの時どこで何をしてたのか本当の事を教えてくれ」
俺も総二郎も同じ意見だ
類がこだわっている事が今回の事に無関係かもしれない
だけど関係しているかもしれない
その判断を今は出来ないけれど
無関係ならばまた次をあたればいいだけ
今は一つづつ丁寧に事実関係を確認し
塗り潰していくしかないのだから
俺達が同意見で諦めるつもりがない事を察したのだろう
後ろに控えていた西田が一歩だけ前へと歩み出た
「今からお話しする事は一切口外しないとお約束いただけますか」
「相手が誰であろうとはなっからここで聞いた事を話すつもりはない」
類が静かにそう答え
俺達も同じだと示す為に頷いた
「今からお話しする事は司様も椿様もご存知ではなかった事実です」
そう前置きした西田はお袋さんに関する予想外の事実を話し始めた
「当時、楓様はNYのとある病院に入院されておられました」
「どこが悪かったのですか?」
「病気ではございません」
「じゃあなに?」
類の問いかけに西田は楓の方に確認するように視線を向けてから話し始めた
「お話しする前にお断りがございます」
「なに?」
「今からお話しする事は財閥内でも知る者は数人でございますので
決して口外されませんようお願い致します」
「分かった」
口外するなと前置きしてから話された15年前の出来事は衝撃的だった
「15年前、楓様はハンプトンズの別宅にて
お世話係だったメイドに襲われ怪我を負われ
その事が原因で流産なさいました」
「そんな‥俺に‥弟妹がいたのか?!」
メイドに襲われたことも衝撃的だったが
流産していたって事の方が衝撃が大きかった
「当時、まだ8週目で妊娠が分かったばかりでしたが
夏の暑い盛りでしたので楓様は静養の為にハンプトンズの別宅に滞在されておられました。
そこで就寝中にメイドに襲われ
幸いお怪我の方は大した傷ではございませんでしたが
お子様の方は‥」
お袋さんが襲われそれが理由で流産していた…
予想外すぎる告白
お袋さんが話したがらないのは当たり前だ
せっかく授かった新しい命を別宅とはいえ
信頼していたであろうメイドに襲われ失ってしまったのだから‥
女として母親としてどれほどの衝撃だっただろう‥
それに屋敷内でメイドに襲われるなんてあってはならない
道明寺家で働く者は全て道明寺警備が徹底的に身辺調査をしたうえで採用されているはず
道明寺警備は財閥内でも主要な部門で
道明寺家の警備は元より各国の要人や大富豪とも契約を結び
SPや従業員の身辺調査を行っている
それなのにメイドに襲われ怪我をしたなんて間違っても公表出来ない
だからこそお袋さんは頑なに話したがらなかったのだろうし
現時点では今回の事件に繋がっているとは考えにくい
聞かなければよかった…
無理に聞き出しておいて今さらだけど
聞きたくはなかった…
胸にチクりと針で刺されたような痛みを感じながらも
類がさらにお袋さんを追及する
「これで納得いただけたかしら」
「納得はしていません。
メイドが貴方を襲った理由は?」
「個人的な恨みだったと聞いています」
「本当にそうですか?
きちんと調べましたか?」
「失礼な!あなたは私たちの調査が不十分だと言いたいのですか?!」
「あるいはそういう事もあったかと考えています。
今回の事件で既に死亡している犯人達は皆、些細な動機で犯行に及んでいます。
どんな事でも犯行の動機になります。調べれば分かる事です正直に話して下さい」
「あの一件に関しましては十分に調査し
適切に処理されております」
食い下がってくる類に西田が冷静に否定した
「表向きは休暇とはなっておりますが
お怪我の回復と流産された事による精神的なケアの為に
2ヶ月間、スイスの療養所で過ごされたのは事実でごさいます」
お袋さんの身にそんな事件が起こっていたなんてショックだったが
その事を何も知らされていなかった司のショックは計り知れない
自分の母親が全てを隠しながら激務を熟していた頃
自分は何をしていた?
いや司だけじゃない…
あの頃の俺達は親の権力と金を盾に
常に誰かを傷つけていた
思春期特有なんて可愛いげのあるもんじゃない…
馬鹿なガキが世界最強だと完全に勘違いしていた
「お袋…俺、なんも知らなくて…すまない」
司がお袋さんに向かって頭を下げた
が…
「あなたに謝罪されるいわれはありません。
当時、あなたに何も知らせなかったのはあなたを信用していなかったからです」

応援ありがとうございます。
ヒトリゴト
昨日のヒトリゴトに沢山の方々にコメントをいただきありがとうございました。(#^.^#)
色々と体験談や教えていただき大変勉強になりました。
性別を超越するにはまだ少し時間もありそうですが
自身の体調の変化などと上手く付き合っていこうと思っています。(#^.^#)
色々とアドバイスありがとうございました。
本日も『Bunker』です。🎶
引き続き楓さんです。
それではどうぞ~✴
私信です
☆様
こんばんは😃🌃
コメントありがとうございます。😆
暖めるのは有効ですよねぇ💕
年齢的に仕方がない事なのであまり気負わず
乗り切りたいと思います❗心配していただきありがとうございます。(#^.^#)
今回は楓さんの過去が大きく関係しているようです❗
休暇の理由はあっさりと解明されますが
その事がどう事件と繋がっているのか?
少しずつ解明されていく予定です。(#^.^#)
G○d&○&D○ath様
こんばんは😃🌃
コメントありがとうございます。😆
ヒトリゴトに反応していただきありがとうございます。(#^.^#)
無ければ無いでめっちゃ楽~だと思っていますが
それの伴う体調の変化など色々と心配な事も多かったので
皆さんの経験を教えてもらって心構えというか‥
勇気付けられました!ありがとうございます。💕
「ただの休暇です。家族でスイスというのは記録に不備があっただけでしょう」
お袋さんはわざと感情を省いたように簡潔にそう答えただけだった
冷たく切り捨てるように話すのはお袋さんのいつもの癖のようにも感じるけれど
今回、わざとそうしているように感じられたのは
類が意外にも強い口調でそれを否定したからだと思う
類はお袋さんに一言
”貴方は嘘をついている”
と言った
少し前屈みの姿勢で椅子に座っている類の表情は俺からは伺えなかったけれど
その口調から何か確信があるように感じられた
「貴方はあの時、スイスの別荘には居なかった」
「何か確信がおありのようね」
「ええ、あります。
だから本当の事を話して下さい」
「もし私が嘘を言っていたとして
それが今回の件にどう関係しているのかしら?」
「それは分かりません。
関係しているかいないかこれから判断します」
「私は関係は無いと考えています。
この答えじゃ納得していただけないのかしら?」
「今回ばかりはその判断をするのは貴方じゃありません。
既に多くの人命が失われています。
この事件の当事者としてどんな個人的な事でも隠さずに正直に話して下さい」
「休暇はプライベートなものです。
それが関係しているとは思えません」
お袋さんはあくまでも話すつもりはなさげで
この話題を終わらせたがっているように感じた
けど類は終わらせつもりはないみたいで
それを司も感じ取っている
「お袋、あの時どこで何をしてたのか本当の事を教えてくれ」
俺も総二郎も同じ意見だ
類がこだわっている事が今回の事に無関係かもしれない
だけど関係しているかもしれない
その判断を今は出来ないけれど
無関係ならばまた次をあたればいいだけ
今は一つづつ丁寧に事実関係を確認し
塗り潰していくしかないのだから
俺達が同意見で諦めるつもりがない事を察したのだろう
後ろに控えていた西田が一歩だけ前へと歩み出た
「今からお話しする事は一切口外しないとお約束いただけますか」
「相手が誰であろうとはなっからここで聞いた事を話すつもりはない」
類が静かにそう答え
俺達も同じだと示す為に頷いた
「今からお話しする事は司様も椿様もご存知ではなかった事実です」
そう前置きした西田はお袋さんに関する予想外の事実を話し始めた
「当時、楓様はNYのとある病院に入院されておられました」
「どこが悪かったのですか?」
「病気ではございません」
「じゃあなに?」
類の問いかけに西田は楓の方に確認するように視線を向けてから話し始めた
「お話しする前にお断りがございます」
「なに?」
「今からお話しする事は財閥内でも知る者は数人でございますので
決して口外されませんようお願い致します」
「分かった」
口外するなと前置きしてから話された15年前の出来事は衝撃的だった
「15年前、楓様はハンプトンズの別宅にて
お世話係だったメイドに襲われ怪我を負われ
その事が原因で流産なさいました」
「そんな‥俺に‥弟妹がいたのか?!」
メイドに襲われたことも衝撃的だったが
流産していたって事の方が衝撃が大きかった
「当時、まだ8週目で妊娠が分かったばかりでしたが
夏の暑い盛りでしたので楓様は静養の為にハンプトンズの別宅に滞在されておられました。
そこで就寝中にメイドに襲われ
幸いお怪我の方は大した傷ではございませんでしたが
お子様の方は‥」
お袋さんが襲われそれが理由で流産していた…
予想外すぎる告白
お袋さんが話したがらないのは当たり前だ
せっかく授かった新しい命を別宅とはいえ
信頼していたであろうメイドに襲われ失ってしまったのだから‥
女として母親としてどれほどの衝撃だっただろう‥
それに屋敷内でメイドに襲われるなんてあってはならない
道明寺家で働く者は全て道明寺警備が徹底的に身辺調査をしたうえで採用されているはず
道明寺警備は財閥内でも主要な部門で
道明寺家の警備は元より各国の要人や大富豪とも契約を結び
SPや従業員の身辺調査を行っている
それなのにメイドに襲われ怪我をしたなんて間違っても公表出来ない
だからこそお袋さんは頑なに話したがらなかったのだろうし
現時点では今回の事件に繋がっているとは考えにくい
聞かなければよかった…
無理に聞き出しておいて今さらだけど
聞きたくはなかった…
胸にチクりと針で刺されたような痛みを感じながらも
類がさらにお袋さんを追及する
「これで納得いただけたかしら」
「納得はしていません。
メイドが貴方を襲った理由は?」
「個人的な恨みだったと聞いています」
「本当にそうですか?
きちんと調べましたか?」
「失礼な!あなたは私たちの調査が不十分だと言いたいのですか?!」
「あるいはそういう事もあったかと考えています。
今回の事件で既に死亡している犯人達は皆、些細な動機で犯行に及んでいます。
どんな事でも犯行の動機になります。調べれば分かる事です正直に話して下さい」
「あの一件に関しましては十分に調査し
適切に処理されております」
食い下がってくる類に西田が冷静に否定した
「表向きは休暇とはなっておりますが
お怪我の回復と流産された事による精神的なケアの為に
2ヶ月間、スイスの療養所で過ごされたのは事実でごさいます」
お袋さんの身にそんな事件が起こっていたなんてショックだったが
その事を何も知らされていなかった司のショックは計り知れない
自分の母親が全てを隠しながら激務を熟していた頃
自分は何をしていた?
いや司だけじゃない…
あの頃の俺達は親の権力と金を盾に
常に誰かを傷つけていた
思春期特有なんて可愛いげのあるもんじゃない…
馬鹿なガキが世界最強だと完全に勘違いしていた
「お袋…俺、なんも知らなくて…すまない」
司がお袋さんに向かって頭を下げた
が…
「あなたに謝罪されるいわれはありません。
当時、あなたに何も知らせなかったのはあなたを信用していなかったからです」

応援ありがとうございます。
ヒトリゴト
昨日のヒトリゴトに沢山の方々にコメントをいただきありがとうございました。(#^.^#)
色々と体験談や教えていただき大変勉強になりました。
性別を超越するにはまだ少し時間もありそうですが
自身の体調の変化などと上手く付き合っていこうと思っています。(#^.^#)
色々とアドバイスありがとうございました。
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