Bunker 24(完)
こんにちは。
本日は『Bunker』です。🎶
これで一応完結です。🎵
それではどうぞ～✴
お知らせです。
後ほど『Fly high』をUpする予定です。
が、時間はまだ未定です。m(__)m
私信です
☆様
こんにちは～💕
コメントありがとうございます。😆
返事が遅くなってごめんなさいm(__)m
うふふ💕やっと事件も解決して一安心の司君ファミリーです。🎶
古いお話しですが未だに楽しんで頂けて嬉しいです。💕
ありがとうございます。(#^.^#)
空港まで出迎えに来ている俺達
報道陣が大勢押し掛けている中にわざわざ出迎えに来なくてもと思い
当初は屋敷で待っている予定だったのだが
それぞれの親から空港まで出迎えに行くようにと連絡が入った
それぞれが道明寺に対し支援を表明してから
再び脚光を浴び始めたＦ４
次世代を担う若い世代の強固な結び付きがなんちゃらかんちゃらだとかで
これも企業戦略の一環らしい
要は俺達を広告塔に使おうって魂胆らしいが
今や経営者の一員として活動している身とすれば
それも致し方ないと思っている
実際、事件後には道明寺のＶ字回復だけではなく
花沢も美作も大河原も株価は好調だし
西門流に至っては全世界で展開している茶道教室の生徒数が
事件前に比べ３割ほど増えている
「ちょっと大袈裟過ぎねぇーか？」
「あぁ、俺もそう思う」
到着口の前で司一家が出て来るのを待っている俺達の後方には
規制線が張られていてその向こうには
大勢の報道陣が司一家の到着を今か今かと待ちわびている
だけじゃなくて
後ろから何かと俺達に質問を投げ掛けてきて流石にウザイ
類は聞きたくない声
見たくない物は全てシャットアウト出来てしまうやつだから
どこまでもマイペースだけど
そんな芸当が出来ない俺と総二郎は
うんざりしながらも顔には愛想笑いを貼り付けたまま
質問には一切答えず到着口の方だけを見ていた
やがて到着口付近が慌ただしくなり
周囲をＳＰに囲まれながら司一家が姿を現した
途端に騒がしくなる報道陣達
耳障りなシャッター音とフラッシュ
身を乗りだしこちらへとマイクを向けてくるリポーター達
それらを全て無視して司達の元へと歩み寄る
「よっ！」
「おぅ！」
俺達の会話なんてこんなもの
いつものように軽く拳を合わせただけなのに
俺達の一挙手一投足に歓声が上がり
興奮したようにシャッターを切るカメラマン達
そんな大人達の様子に驚いたのだろう
司に手を引かれていた長男の紘が司の後ろに隠れるように身体をずらした所を
すかさず司が抱き上げた
司のガキだった頃に瓜二つの紘は
今年から小学生になった
生まれてからほとんど屋敷から出ず
ずっと屋敷で家庭教師が付いていた紘だったが
事件が解決した後から少しずつ屋敷の外に出る機会も増えて
週に何日かは近くの私立小学校にも通い始めている
外見はガキの頃の司に瓜二つで
性格もなかなかの俺様で気が強く
物怖じしない性格でおまけにママが大好きで
大きくなったらママと結婚するから
司にママと別れろと迫ったなかなかの強者だが
流石に今のこの状況にはちょっと引き気味で
抱き上げた司の首に腕を回ししっかりと抱きついている
そしてどこまでもマイペースな男は‥
到着口に司達の姿が見えた途端
牧野のいう
天使の微笑みってやつを浮かべ
前を行く司は完全スルーで
牧野へと一直線
きっと類の視界には牧野と牧野の腕に抱かれている美亜しか入っていない
類は牧野と美亜の前まで行くと
"お帰り"と天使の微笑み付きで抱きしめてやがる
類に抱きしめられて真っ赤になる牧野
そんな牧野の顔を覗き込み満足そうな笑みを浮かべ
牧野と美亜にフランス式に両頬にキスをする類
そしてその光景に青筋を浮かべながら
牧野と美亜から類を引き剥がし
ついでに類に蹴りを入れている司
相変わらずなその行動パターンに呆れながら
止めに入る俺とそんな俺を笑って見ているだけの総二郎
あの頃と変わらない俺達がいる
犠牲となった者は多かったが
司が無事で本当に良かったと思っている
この先もいろんな困難が待ち受けているはずだけど
守るべき者が増えて一段と強くなった司と
愛すべき仲間がいる俺達ならきっとどんな困難も乗り越えていけるはず
そう思うだろ？
だから今は前を向いて信じた道を歩いて行こう
大丈夫だ、俺達なら
「行くぞ！あきら！」
「おぅ！」
並んで肩を組んでくる総二郎
その横には両手をポケットに突っ込んだままで笑いながら
いつもの飄々とした類
そして類から牧野を奪い返ししっかり肩を抱きながら前を行く司の背中を追いかけ
追いつき並んで歩く俺達
これからも
この先も
永遠に‥
～fin～
応援ありがとうございます。
本日は『Bunker』です。🎶
これで一応完結です。🎵
それではどうぞ～✴
お知らせです。
後ほど『Fly high』をUpする予定です。
が、時間はまだ未定です。m(__)m
私信です
☆様
こんにちは～💕
コメントありがとうございます。😆
返事が遅くなってごめんなさいm(__)m
うふふ💕やっと事件も解決して一安心の司君ファミリーです。🎶
古いお話しですが未だに楽しんで頂けて嬉しいです。💕
ありがとうございます。(#^.^#)
空港まで出迎えに来ている俺達
報道陣が大勢押し掛けている中にわざわざ出迎えに来なくてもと思い
当初は屋敷で待っている予定だったのだが
それぞれの親から空港まで出迎えに行くようにと連絡が入った
それぞれが道明寺に対し支援を表明してから
再び脚光を浴び始めたＦ４
次世代を担う若い世代の強固な結び付きがなんちゃらかんちゃらだとかで
これも企業戦略の一環らしい
要は俺達を広告塔に使おうって魂胆らしいが
今や経営者の一員として活動している身とすれば
それも致し方ないと思っている
実際、事件後には道明寺のＶ字回復だけではなく
花沢も美作も大河原も株価は好調だし
西門流に至っては全世界で展開している茶道教室の生徒数が
事件前に比べ３割ほど増えている
「ちょっと大袈裟過ぎねぇーか？」
「あぁ、俺もそう思う」
到着口の前で司一家が出て来るのを待っている俺達の後方には
規制線が張られていてその向こうには
大勢の報道陣が司一家の到着を今か今かと待ちわびている
だけじゃなくて
後ろから何かと俺達に質問を投げ掛けてきて流石にウザイ
類は聞きたくない声
見たくない物は全てシャットアウト出来てしまうやつだから
どこまでもマイペースだけど
そんな芸当が出来ない俺と総二郎は
うんざりしながらも顔には愛想笑いを貼り付けたまま
質問には一切答えず到着口の方だけを見ていた
やがて到着口付近が慌ただしくなり
周囲をＳＰに囲まれながら司一家が姿を現した
途端に騒がしくなる報道陣達
耳障りなシャッター音とフラッシュ
身を乗りだしこちらへとマイクを向けてくるリポーター達
それらを全て無視して司達の元へと歩み寄る
「よっ！」
「おぅ！」
俺達の会話なんてこんなもの
いつものように軽く拳を合わせただけなのに
俺達の一挙手一投足に歓声が上がり
興奮したようにシャッターを切るカメラマン達
そんな大人達の様子に驚いたのだろう
司に手を引かれていた長男の紘が司の後ろに隠れるように身体をずらした所を
すかさず司が抱き上げた
司のガキだった頃に瓜二つの紘は
今年から小学生になった
生まれてからほとんど屋敷から出ず
ずっと屋敷で家庭教師が付いていた紘だったが
事件が解決した後から少しずつ屋敷の外に出る機会も増えて
週に何日かは近くの私立小学校にも通い始めている
外見はガキの頃の司に瓜二つで
性格もなかなかの俺様で気が強く
物怖じしない性格でおまけにママが大好きで
大きくなったらママと結婚するから
司にママと別れろと迫ったなかなかの強者だが
流石に今のこの状況にはちょっと引き気味で
抱き上げた司の首に腕を回ししっかりと抱きついている
そしてどこまでもマイペースな男は‥
到着口に司達の姿が見えた途端
牧野のいう
天使の微笑みってやつを浮かべ
前を行く司は完全スルーで
牧野へと一直線
きっと類の視界には牧野と牧野の腕に抱かれている美亜しか入っていない
類は牧野と美亜の前まで行くと
"お帰り"と天使の微笑み付きで抱きしめてやがる
類に抱きしめられて真っ赤になる牧野
そんな牧野の顔を覗き込み満足そうな笑みを浮かべ
牧野と美亜にフランス式に両頬にキスをする類
そしてその光景に青筋を浮かべながら
牧野と美亜から類を引き剥がし
ついでに類に蹴りを入れている司
相変わらずなその行動パターンに呆れながら
止めに入る俺とそんな俺を笑って見ているだけの総二郎
あの頃と変わらない俺達がいる
犠牲となった者は多かったが
司が無事で本当に良かったと思っている
この先もいろんな困難が待ち受けているはずだけど
守るべき者が増えて一段と強くなった司と
愛すべき仲間がいる俺達ならきっとどんな困難も乗り越えていけるはず
そう思うだろ？
だから今は前を向いて信じた道を歩いて行こう
大丈夫だ、俺達なら
「行くぞ！あきら！」
「おぅ！」
並んで肩を組んでくる総二郎
その横には両手をポケットに突っ込んだままで笑いながら
いつもの飄々とした類
そして類から牧野を奪い返ししっかり肩を抱きながら前を行く司の背中を追いかけ
追いつき並んで歩く俺達
これからも
この先も
永遠に‥
～fin～
応援ありがとうございます。
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