Fly High 72
こんばんは。(#^.^#)
お引っ越しです。🎶
それではどうぞ~✴
それにしても凄い情報量
顔写真付きのファイルには基本的なパーソナルデータはもちろんだけど
家族構成から出身大学、入社年月日
それに何時どのプロジェクトにどの程度関わっていたとか‥
その他には性格、趣味、行動パターンに至るまで
どこで調べたのってぐらいプライベートが丸裸
え~っとこの人は‥
剣道が七段の腕前で学生の頃には日本一になった事もあるほどで
それに友人には警察関係者が多く
次期長官の第一候補とは学生時代からの友人で
家族は奥様と子供が二人
長男が今年、大学を卒業して経済産業省に官僚として入省
娘は現在ロンドンに留学中
絵に描いたような上流階級
え~っと次の人は‥
ふ~んこの人って隠し子がいるんだ‥
本妻との間に三人の子供が居て愛人二人にそれぞれ一人づつ
って‥凄い!?
で、次はっと‥
げっ!?この人って秘書が愛人なの?
まぁ秘書が愛人になったのか愛人が秘書になったのかは分からないけど
どちらにしてもバレてないと思ってるのかしら?
仕事は出来るらしんだけど
‥ってこんなのばっかりなの?
とにかく2時間掛けて必要なのかどうか分からないけど
ファイルに書かれている情報全てに目を通し
頭の中に叩き込む
現在午後6時
一人で過ごせるのも後数時間
午後8時を過ぎるといつものメンバーが当たり前の顔で集まってくる
確かにこの部屋の準備をしてくれたのは彼らだけど
合鍵を作っていいなんて一言も言ってない!
私が日本に帰ってきた時には既にみんなこの部屋の鍵を持っていた
いや鍵だけじゃない!
部屋までちゃんと割り振られていて
抗議する私の声もあっさりと無視してそれぞれが好き勝手な事を言い始める
「どうしてここにあんた達の部屋があるのよ?!」
「まぁ、そう目くじら立てるなよ。
それに俺達が一緒だと寂しくないだろ?」
この後も延々と彼らの部屋がここにあるくだらない理由を聞かされ
ぐったりとした所で総二郎が
「よし!それじゃあここでのルール決めるぞ!」
‥って!
ここは合宿所じゃない!
のに‥
ハァ~
「まずメイドとシェフはそれぞれの屋敷から一人づつ交代でくる事になってるからな!
それからここに女は連れ込むなよ!」
‥って‥総二郎君?
それはあんたが気をつければいいだけの話であって
私と桜子には当て嵌まらないわよ?
心の中で密かに突っ込みを入れていると
「つくしと桜子は男だ!
いいか!くだらない男に引っ掛かるんじゃねぇーぞ!」
大きなお世話よ!
抗議しようと思ったのに‥
いきなり暴れ出した道明寺のせいでみんなそっちに気を取られてしまい
私の意見は再び無視されてしまった
その後は"俺様にも鍵を寄越せ!じゃなきゃ今すぐ全部のドアを付け替えるぞ!"と
暴れる道明寺を押さえ込むために美作さんが鍵を渡してしまい
結局、全員にここの鍵が行き渡ってしまった
私は‥
私はもうここまでくると他人事のようで
ここで私が何を言っても聞いてくれそうにないし
何より仕事が始まってしまえばこの部屋だって眠るために
帰ってこれればいいほうだと思うし
忙しい日々の中で身の回りの事など出来ないだろうからどのみちメイドさんは必要だし
などなど‥
自分を納得させる言い訳を延々と繋ぎながら諦めモード
そして今夜も続々と帰ってくる

応援ありがとうございます。
お引っ越しです。🎶
それではどうぞ~✴
それにしても凄い情報量
顔写真付きのファイルには基本的なパーソナルデータはもちろんだけど
家族構成から出身大学、入社年月日
それに何時どのプロジェクトにどの程度関わっていたとか‥
その他には性格、趣味、行動パターンに至るまで
どこで調べたのってぐらいプライベートが丸裸
え~っとこの人は‥
剣道が七段の腕前で学生の頃には日本一になった事もあるほどで
それに友人には警察関係者が多く
次期長官の第一候補とは学生時代からの友人で
家族は奥様と子供が二人
長男が今年、大学を卒業して経済産業省に官僚として入省
娘は現在ロンドンに留学中
絵に描いたような上流階級
え~っと次の人は‥
ふ~んこの人って隠し子がいるんだ‥
本妻との間に三人の子供が居て愛人二人にそれぞれ一人づつ
って‥凄い!?
で、次はっと‥
げっ!?この人って秘書が愛人なの?
まぁ秘書が愛人になったのか愛人が秘書になったのかは分からないけど
どちらにしてもバレてないと思ってるのかしら?
仕事は出来るらしんだけど
‥ってこんなのばっかりなの?
とにかく2時間掛けて必要なのかどうか分からないけど
ファイルに書かれている情報全てに目を通し
頭の中に叩き込む
現在午後6時
一人で過ごせるのも後数時間
午後8時を過ぎるといつものメンバーが当たり前の顔で集まってくる
確かにこの部屋の準備をしてくれたのは彼らだけど
合鍵を作っていいなんて一言も言ってない!
私が日本に帰ってきた時には既にみんなこの部屋の鍵を持っていた
いや鍵だけじゃない!
部屋までちゃんと割り振られていて
抗議する私の声もあっさりと無視してそれぞれが好き勝手な事を言い始める
「どうしてここにあんた達の部屋があるのよ?!」
「まぁ、そう目くじら立てるなよ。
それに俺達が一緒だと寂しくないだろ?」
この後も延々と彼らの部屋がここにあるくだらない理由を聞かされ
ぐったりとした所で総二郎が
「よし!それじゃあここでのルール決めるぞ!」
‥って!
ここは合宿所じゃない!
のに‥
ハァ~
「まずメイドとシェフはそれぞれの屋敷から一人づつ交代でくる事になってるからな!
それからここに女は連れ込むなよ!」
‥って‥総二郎君?
それはあんたが気をつければいいだけの話であって
私と桜子には当て嵌まらないわよ?
心の中で密かに突っ込みを入れていると
「つくしと桜子は男だ!
いいか!くだらない男に引っ掛かるんじゃねぇーぞ!」
大きなお世話よ!
抗議しようと思ったのに‥
いきなり暴れ出した道明寺のせいでみんなそっちに気を取られてしまい
私の意見は再び無視されてしまった
その後は"俺様にも鍵を寄越せ!じゃなきゃ今すぐ全部のドアを付け替えるぞ!"と
暴れる道明寺を押さえ込むために美作さんが鍵を渡してしまい
結局、全員にここの鍵が行き渡ってしまった
私は‥
私はもうここまでくると他人事のようで
ここで私が何を言っても聞いてくれそうにないし
何より仕事が始まってしまえばこの部屋だって眠るために
帰ってこれればいいほうだと思うし
忙しい日々の中で身の回りの事など出来ないだろうからどのみちメイドさんは必要だし
などなど‥
自分を納得させる言い訳を延々と繋ぎながら諦めモード
そして今夜も続々と帰ってくる

応援ありがとうございます。
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