暁 5
こんにちは。(#^.^#)
本日も『暁』です。🎶
前向きに❗\(^-^)/
それではどうぞ~✴
後ほどお引っ越し話をUpしますね🎵
私信です
☆様
こんにちは~💕
コメントありがとうございます。😆
返事が遅くなってごめんなさいm(__)m
はい‥猛省中です‥
自分と闘っています!
葉○様
こんにちは✨😃❗
コメントありがとうございます。😆
返事が遅くなってごめんなさいm(__)m
今さら後悔してもですが‥やっぱり悔やまれて
どうしようもなくて‥無限ループに陥っている司君を
助けてくれた楓さんです!楓さんには全てお見通しだったようです❗
道明寺トップの座は唯一俺に残された生きる道だったのに
自ら培った地位を取り上げられ
玩具を取り上げられたガキみたいに感情的になり
お袋の元へと乗り込んだ俺に
お袋が差し出したのは牧野と子供に関する調査ファイルだった
お袋はあの時、俺に一任すると言った言葉の通り
今日まで一切、牧野と子供に関する事は口にしなかった
手渡されたファイルを一瞥しただけで中を確認する事なく突き返した俺
記憶が戻っている事は誰にも話していないし
この先も誰にも打ち明けるつもりもない
俺の罪は記憶を失った事でも
記憶を取り戻した事でもないのだから…
牧野と子供が今どうしているのか
知りたい気持ちもあるが
今さら知ってどうなるものでもないと思っていた
俺には知る権利さえ残っていないと感じていたのに
思いがけず目の前に突き付けられた現実に心が揺れる
お袋に動揺を悟られる前に
さっさとこの場から立ち去りたかった
”復帰したところで今のあんたに出来る事は何もないんだ。
さっさとスイスに帰った方が身の為だ”
凄むわけでもなく冷静なフリをして言い放った俺に対してお袋が告げたのは
”そのファイルを読んでをあなたがどう感じるのかは分かりませんが
今のままでは近い将来あなたは確実に全てを失います”
”あんなヘマは二度としねぇーよ!
だからこんなもん必要ねぇし日本に帰る必要もねぇ!”
”これはすでに決定事項です。
日本に帰って薬と手を切ってもう一度生き直してきなさい。
それまで私はここであなたが帰ってくるのを待っています”
お袋の言葉に納得したわけじゃないけれど
オフィスに戻り手渡されたファイルに恐る恐る目を通した俺に
強烈に蘇ってきたのは抗いきれない望郷の念だった
知ってしまった彼女の過去と現在に
俺が立ち入る隙はなかった
それだけでなく俺は貧しくも力を合わせ頑張っていた
あの家族まで壊してしまっていた
道明寺からの圧力によってやっと見つけた勤め先からも解雇され
新たな仕事も見つからないまま
ますます困窮していく生活に耐え切れず
俺の要求を呑み金を受け取り誓約書にサインしてしまった両親
そんな状況に絶望した牧野は大きなお腹を抱えたまま
小さなボストンバック一つだけを持ち
家を出てしまい家族とも連絡を絶ってしまった
その後、牧野の両親は離婚し
現在、父親は行方不明で母親は地方の都市で弟夫婦と同居している
俺は牧野が何より大切にしていた家族を壊してしまっていた
一方、あの時一人家を出た牧野は
どういった経緯があったのかは分からないが
天草清之助に助けられ俺がニューヨークに渡った直後に
都内の病院で男の子を出産し雄一郎と名付けられていた
生まれる前も生まれた後も
牧野と子供にはずっと天草が寄り添っていたが
二人が夫婦として届けを出したのは俺が結婚した半年後の事
それと同時に雄一郎も天草の子供として養子縁組されていた
俺が道明寺の全てを手に入れてやろうと
他人を欺き出し抜く事しか考えていなかった時
牧野と天草は全てを受け入れて幸せになろうと努力していた
今はもう手の届かない場所に行ってしまった彼女だけれど
俺はまず自らの罪を認め罰を受け入れる事から始めようと思った
今さらいい人間になれるなんて考えてはいないけど
知ってしまえば少しでも近くに居たい
そして俺はお袋の言葉通り日本に帰りもう一度生き直してみようと思った
自らの意志で帰国した俺に待ち受けていたのは
周囲の厳しい反応だけだった
事実上の左遷に近い形で日本へ帰国した俺に対する評価なんて既に過去の人で
今まで俺に逆らえなかった奴らが掌を反したように強気な態度で接してくる
だけどそんな事は些細な事で今さら他人の視線なんて気にならない
今はただゆっくりだけど確実に自らの人生をやり直すだけだ
日本に戻り薬ともきっぱり手を切り
ニューヨークに居た頃からは考えられないくらい 穏やかな日々を過ごしていた

応援ありがとうございます。
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前向きに❗\(^-^)/
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私信です
☆様
こんにちは~💕
コメントありがとうございます。😆
返事が遅くなってごめんなさいm(__)m
はい‥猛省中です‥
自分と闘っています!
葉○様
こんにちは✨😃❗
コメントありがとうございます。😆
返事が遅くなってごめんなさいm(__)m
今さら後悔してもですが‥やっぱり悔やまれて
どうしようもなくて‥無限ループに陥っている司君を
助けてくれた楓さんです!楓さんには全てお見通しだったようです❗
道明寺トップの座は唯一俺に残された生きる道だったのに
自ら培った地位を取り上げられ
玩具を取り上げられたガキみたいに感情的になり
お袋の元へと乗り込んだ俺に
お袋が差し出したのは牧野と子供に関する調査ファイルだった
お袋はあの時、俺に一任すると言った言葉の通り
今日まで一切、牧野と子供に関する事は口にしなかった
手渡されたファイルを一瞥しただけで中を確認する事なく突き返した俺
記憶が戻っている事は誰にも話していないし
この先も誰にも打ち明けるつもりもない
俺の罪は記憶を失った事でも
記憶を取り戻した事でもないのだから…
牧野と子供が今どうしているのか
知りたい気持ちもあるが
今さら知ってどうなるものでもないと思っていた
俺には知る権利さえ残っていないと感じていたのに
思いがけず目の前に突き付けられた現実に心が揺れる
お袋に動揺を悟られる前に
さっさとこの場から立ち去りたかった
”復帰したところで今のあんたに出来る事は何もないんだ。
さっさとスイスに帰った方が身の為だ”
凄むわけでもなく冷静なフリをして言い放った俺に対してお袋が告げたのは
”そのファイルを読んでをあなたがどう感じるのかは分かりませんが
今のままでは近い将来あなたは確実に全てを失います”
”あんなヘマは二度としねぇーよ!
だからこんなもん必要ねぇし日本に帰る必要もねぇ!”
”これはすでに決定事項です。
日本に帰って薬と手を切ってもう一度生き直してきなさい。
それまで私はここであなたが帰ってくるのを待っています”
お袋の言葉に納得したわけじゃないけれど
オフィスに戻り手渡されたファイルに恐る恐る目を通した俺に
強烈に蘇ってきたのは抗いきれない望郷の念だった
知ってしまった彼女の過去と現在に
俺が立ち入る隙はなかった
それだけでなく俺は貧しくも力を合わせ頑張っていた
あの家族まで壊してしまっていた
道明寺からの圧力によってやっと見つけた勤め先からも解雇され
新たな仕事も見つからないまま
ますます困窮していく生活に耐え切れず
俺の要求を呑み金を受け取り誓約書にサインしてしまった両親
そんな状況に絶望した牧野は大きなお腹を抱えたまま
小さなボストンバック一つだけを持ち
家を出てしまい家族とも連絡を絶ってしまった
その後、牧野の両親は離婚し
現在、父親は行方不明で母親は地方の都市で弟夫婦と同居している
俺は牧野が何より大切にしていた家族を壊してしまっていた
一方、あの時一人家を出た牧野は
どういった経緯があったのかは分からないが
天草清之助に助けられ俺がニューヨークに渡った直後に
都内の病院で男の子を出産し雄一郎と名付けられていた
生まれる前も生まれた後も
牧野と子供にはずっと天草が寄り添っていたが
二人が夫婦として届けを出したのは俺が結婚した半年後の事
それと同時に雄一郎も天草の子供として養子縁組されていた
俺が道明寺の全てを手に入れてやろうと
他人を欺き出し抜く事しか考えていなかった時
牧野と天草は全てを受け入れて幸せになろうと努力していた
今はもう手の届かない場所に行ってしまった彼女だけれど
俺はまず自らの罪を認め罰を受け入れる事から始めようと思った
今さらいい人間になれるなんて考えてはいないけど
知ってしまえば少しでも近くに居たい
そして俺はお袋の言葉通り日本に帰りもう一度生き直してみようと思った
自らの意志で帰国した俺に待ち受けていたのは
周囲の厳しい反応だけだった
事実上の左遷に近い形で日本へ帰国した俺に対する評価なんて既に過去の人で
今まで俺に逆らえなかった奴らが掌を反したように強気な態度で接してくる
だけどそんな事は些細な事で今さら他人の視線なんて気にならない
今はただゆっくりだけど確実に自らの人生をやり直すだけだ
日本に戻り薬ともきっぱり手を切り
ニューヨークに居た頃からは考えられないくらい 穏やかな日々を過ごしていた

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