二度目の恋の話をしよう 30
こんにちは。
本日の二度目です🎶
あきら君大活躍です❗😃💕
それではどうぞ~✴
私信です。
☆様
こんにちは。
コメントありがとうございます。😆
ムフフ(^○^肝心なとこすっ飛ばしてますね…Σ(゜Д゜)(笑)
え~私的にはロンドン辺りで…♥(笑)
司君にガッツリと…❗(笑)
なんて💕
とりあえず病院だよな・・・?
病院を探すけどこの時間だし
何より牧野のお腹に居るのはあの司の子供だ・・・
下手に飛び込みで診察を受けさせるわけにはいかねぇし・・・
車に乗り込んだはいいけど
目的地が分からない・・・
有り得ない展開に完全にテンパってる俺
こんな時はやっぱ司だよな?
とりあえず司に連絡取らないと
こうなったらブラジルとの時差なんて考えてる暇なんて無い
俺の指は司の携帯の短縮ボタンを押していた
しばらくのタイムラグの後
司の携帯には繋がったけれど呼び出し音の後
応対に出たのは女性の声で”ただ今電話には出られません”というアナウンス
クソッ!司はダメか・・・
電話を切り次に掛けたのは司の姉ちゃんの携帯
咄嗟に頼れるのは椿姉ちゃんしか思いつかなくて
出てくれ!と祈る思いでダイヤルした電話は無事姉ちゃんに繋がった
ロスは真夜中のはずだけど
スリーコールで出てくれた姉ちゃんに手短に用件だけを告げると
電話の向こうでは姉ちゃんが一瞬だけ息を呑んだのが分かったけれど
すぐに道明寺系列の病院で診察を受けられるように手配してくれた
やっぱこういう時
頼りになるのは姉ちゃんだ!
電話を切り指示された病院へ向かう
病院に到着すると産婦人科の部長が
わざわざ玄関まで出迎えに来ていて診察が始まった
診察を待つ間
廊下に置 かれている長椅子に腰を下ろしやっと一息つく
それにしてもハードな一日だ・・・
診察の結果はほぼあの医師の言っていた通りで
全く妊娠に気付いてなかった牧野
本人曰、ここ最近体調が悪いとは感じてはいたけど
疲れているだけで妊娠しているとは夢にも思っていなかったらしい
結婚、妊娠と
普通ならめでたい事なのだけど
事情が事情だけに問題が山積みだ
何より牧野本人がまだ事態を上手く整理出来なくて混乱しているし
俺は有能な秘書を失い早くも明日からの仕事に不安を感じている
秘書なら他にもいるからいきなり全てがストップしてしまうわけじゃないけれど
俺のスケジュール管理をし他の秘書を纏めていた牧野がいなくなるのはダメージが大きい
診察の結果、少し貧血気味だか
母子共に取り立てて危険な状態ではないため
自宅でなるべく安静にしていて下さいと言われ
俺は牧野を屋敷に連れ帰った
屋敷に帰ってもここにはここの強敵が待ち受けている
問題山積みなのに俺の苦悩なんて全く気にならないお袋が
牧野の妊娠を聞き異常な程テンションが上がる
俺の家族はみな牧野好きだ
それは分かっていたけれど早くもベビー服はどこがいいかしら?だとか・・・
俺の子じゃねぇんだよ!
はしゃぐお袋から牧野を引き離し部屋で休ませてから俺は書斎に篭り
さっき繋がらなかった司へとコールしてみたけれど
結果は同じ女性アナウンスが返ってきただけ
結局、司と連絡がついたのは真夜中を過ぎてからだった
それまでにまず俺の明日からの仕事の調整を
第二 秘書に指示し椿姉ちゃんに報告の為に電話した
ワンコールが鳴り終わる前に応答した姉ちゃんは
こちらが話し始める前に凄い勢いでまくし立ててくる
そりゃ姉ちゃんにとっては寝耳に水の話しだわな・・・
まくし立てたくなる気持ちも分かるけど
司と同じで基本的に人の話しは聞かない女性だから
興奮したままほとんど一方的にまくし立て電話を切られてしまった
電話を終えやっと一息つく
あっという間の一日だった・・・
時計を見ると針はすでに午後9時を回っている
そういえばまだ晩飯も食ってなかった
腹は空いてないけど少し飲みたくてダイニングへと向かうと
ダイニングが何やら騒がしい
近付くにつれガヤガヤと大勢の話し声が漏れてきて
嫌な予感に足が止まる
聞き覚えのある少し甲高い笑い声に混じってお袋の話し声・・・
まさか・・・?
「あきら邪魔」
急に背後から声がして驚いて振り返るとそこにいたのは類
「る、類!?お前なんでここにいるんだ? !」
「総二郎から電話があった。
総二郎は牧野の後輩から電話があったって」
「な、なんて?!」
「牧野が大変だって」
「そ、そうか・・・」
誰だよ?!こいつらに話したの・・・
「牧野の一大事なのにどうして俺に連絡して来なかったの?」
口調は優しいんだけどすっげぇ怒ってる?
「いや・・・それはまだ司にも連絡ついてないし・・・
父親はあいつだからまず司にと思って・・・」
「ふ~ん、司は今ブラジルでしょ?
多分ジャングルに居ると思うから携帯なんて繋がらないでしょ?」
「そ、そうか・・・けど・・・って!」
オィ!人の話しは最後まで聞けよ!
類は自分の言いたい事だけ言うとそのままダイニングへと入って行ってしまった
この中には面倒臭い奴らが全員揃ってるんだな・・・
ハァ~
知らず知らずの内に癖になっているため息を吐き出し
覚悟を決めてダイニングのドアを開ける
分かってはいたけどいっせいにこちらへ振り返えられるとドキッとす る
「よぉ、あきら!」
「こんばんは、お邪魔してます美作さん」
「やっほ~あっき~!つくしは?」
「あぁ・・・何やってんだ?お前ら?」
「つくしに赤ちゃんが出来たってあっき~のママさんから電話貰ったから!」
情報源はお袋かよ・・・
勘弁してくれよ~!
「おめでたい事だからみんなでお祝いしようと思って滋ちゃんに連絡したの」
俺のダチなんだから俺を差し置いて連絡とか取ってんじゃねぇーよ!
あ~ぁ~
結局こんな時間に全員集合で今から宴会かよ・・・
賑やかなの大好きなお袋が張り切って作った料理や甘ったるいデザートが所狭し
と並べられていたっけ・・・

応援ありがとうございます。
本日の二度目です🎶
あきら君大活躍です❗😃💕
それではどうぞ~✴
私信です。
☆様
こんにちは。
コメントありがとうございます。😆
ムフフ(^○^肝心なとこすっ飛ばしてますね…Σ(゜Д゜)(笑)
え~私的にはロンドン辺りで…♥(笑)
司君にガッツリと…❗(笑)
なんて💕
とりあえず病院だよな・・・?
病院を探すけどこの時間だし
何より牧野のお腹に居るのはあの司の子供だ・・・
下手に飛び込みで診察を受けさせるわけにはいかねぇし・・・
車に乗り込んだはいいけど
目的地が分からない・・・
有り得ない展開に完全にテンパってる俺
こんな時はやっぱ司だよな?
とりあえず司に連絡取らないと
こうなったらブラジルとの時差なんて考えてる暇なんて無い
俺の指は司の携帯の短縮ボタンを押していた
しばらくのタイムラグの後
司の携帯には繋がったけれど呼び出し音の後
応対に出たのは女性の声で”ただ今電話には出られません”というアナウンス
クソッ!司はダメか・・・
電話を切り次に掛けたのは司の姉ちゃんの携帯
咄嗟に頼れるのは椿姉ちゃんしか思いつかなくて
出てくれ!と祈る思いでダイヤルした電話は無事姉ちゃんに繋がった
ロスは真夜中のはずだけど
スリーコールで出てくれた姉ちゃんに手短に用件だけを告げると
電話の向こうでは姉ちゃんが一瞬だけ息を呑んだのが分かったけれど
すぐに道明寺系列の病院で診察を受けられるように手配してくれた
やっぱこういう時
頼りになるのは姉ちゃんだ!
電話を切り指示された病院へ向かう
病院に到着すると産婦人科の部長が
わざわざ玄関まで出迎えに来ていて診察が始まった
診察を待つ間
廊下に置 かれている長椅子に腰を下ろしやっと一息つく
それにしてもハードな一日だ・・・
診察の結果はほぼあの医師の言っていた通りで
全く妊娠に気付いてなかった牧野
本人曰、ここ最近体調が悪いとは感じてはいたけど
疲れているだけで妊娠しているとは夢にも思っていなかったらしい
結婚、妊娠と
普通ならめでたい事なのだけど
事情が事情だけに問題が山積みだ
何より牧野本人がまだ事態を上手く整理出来なくて混乱しているし
俺は有能な秘書を失い早くも明日からの仕事に不安を感じている
秘書なら他にもいるからいきなり全てがストップしてしまうわけじゃないけれど
俺のスケジュール管理をし他の秘書を纏めていた牧野がいなくなるのはダメージが大きい
診察の結果、少し貧血気味だか
母子共に取り立てて危険な状態ではないため
自宅でなるべく安静にしていて下さいと言われ
俺は牧野を屋敷に連れ帰った
屋敷に帰ってもここにはここの強敵が待ち受けている
問題山積みなのに俺の苦悩なんて全く気にならないお袋が
牧野の妊娠を聞き異常な程テンションが上がる
俺の家族はみな牧野好きだ
それは分かっていたけれど早くもベビー服はどこがいいかしら?だとか・・・
俺の子じゃねぇんだよ!
はしゃぐお袋から牧野を引き離し部屋で休ませてから俺は書斎に篭り
さっき繋がらなかった司へとコールしてみたけれど
結果は同じ女性アナウンスが返ってきただけ
結局、司と連絡がついたのは真夜中を過ぎてからだった
それまでにまず俺の明日からの仕事の調整を
第二 秘書に指示し椿姉ちゃんに報告の為に電話した
ワンコールが鳴り終わる前に応答した姉ちゃんは
こちらが話し始める前に凄い勢いでまくし立ててくる
そりゃ姉ちゃんにとっては寝耳に水の話しだわな・・・
まくし立てたくなる気持ちも分かるけど
司と同じで基本的に人の話しは聞かない女性だから
興奮したままほとんど一方的にまくし立て電話を切られてしまった
電話を終えやっと一息つく
あっという間の一日だった・・・
時計を見ると針はすでに午後9時を回っている
そういえばまだ晩飯も食ってなかった
腹は空いてないけど少し飲みたくてダイニングへと向かうと
ダイニングが何やら騒がしい
近付くにつれガヤガヤと大勢の話し声が漏れてきて
嫌な予感に足が止まる
聞き覚えのある少し甲高い笑い声に混じってお袋の話し声・・・
まさか・・・?
「あきら邪魔」
急に背後から声がして驚いて振り返るとそこにいたのは類
「る、類!?お前なんでここにいるんだ? !」
「総二郎から電話があった。
総二郎は牧野の後輩から電話があったって」
「な、なんて?!」
「牧野が大変だって」
「そ、そうか・・・」
誰だよ?!こいつらに話したの・・・
「牧野の一大事なのにどうして俺に連絡して来なかったの?」
口調は優しいんだけどすっげぇ怒ってる?
「いや・・・それはまだ司にも連絡ついてないし・・・
父親はあいつだからまず司にと思って・・・」
「ふ~ん、司は今ブラジルでしょ?
多分ジャングルに居ると思うから携帯なんて繋がらないでしょ?」
「そ、そうか・・・けど・・・って!」
オィ!人の話しは最後まで聞けよ!
類は自分の言いたい事だけ言うとそのままダイニングへと入って行ってしまった
この中には面倒臭い奴らが全員揃ってるんだな・・・
ハァ~
知らず知らずの内に癖になっているため息を吐き出し
覚悟を決めてダイニングのドアを開ける
分かってはいたけどいっせいにこちらへ振り返えられるとドキッとす る
「よぉ、あきら!」
「こんばんは、お邪魔してます美作さん」
「やっほ~あっき~!つくしは?」
「あぁ・・・何やってんだ?お前ら?」
「つくしに赤ちゃんが出来たってあっき~のママさんから電話貰ったから!」
情報源はお袋かよ・・・
勘弁してくれよ~!
「おめでたい事だからみんなでお祝いしようと思って滋ちゃんに連絡したの」
俺のダチなんだから俺を差し置いて連絡とか取ってんじゃねぇーよ!
あ~ぁ~
結局こんな時間に全員集合で今から宴会かよ・・・
賑やかなの大好きなお袋が張り切って作った料理や甘ったるいデザートが所狭し
と並べられていたっけ・・・

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