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オレンジ

こんばんは。(#^.^#)
本日は蔵出しです。🎶
このお話しは『MusicBox』というイベント用に書いたお話しで
本宅にも置いていないお話しです。

このお話しを読まれる前にお願い事があります。
まずは‥
CPがつかつくではありません。
それに加えて相手の固有名詞も出てきておりません!
なのでお好みのCPで脳内変換して頂ければと思っています。
内容ですがかなり暗めです‥😅
HAPPYでラブラブには程遠い内容となっております!
そして最後に!
相変わらずな結末となっております‥
読後には‥この先は?相手は誰?ってな感じになること間違いなしです❗(笑)
いつものようにこの先は自由に妄想しちゃってくださいませ。🎵

以上の事を踏まえて楽しんで頂ければ嬉しいです。

それではどうぞ~✴



私信です
☆様
こんばんは🌙😃❗
コメントありがとうございます。💕
元気ですよ~🎵
☆様も元気そうで良かった❗😆💕✨
私は今、断捨離にハマっております❗
調子に乗りすぎて必要な物まで断捨離しちゃいそうで怖いです❗(笑)









”いつか…また…きっと”



そんな曖昧で不確かな未来なんていらない

何がきっかけだったのだろう?

きっと現在に至る理由は一つじゃない

全てが満たされて幸福だというわけじゃないけれど

それでも私は毎日を精一杯前を向いて生きている





牧野つくし30歳

独身

職業はインテリアデザイナー

大学を卒業後に就職した小さなデザイン事務所で経験を積み
初めて手掛けたカフェが認められ
昨年、周囲の応援もあって独立

個人事務所を立ち上げ
現在、社長兼デザイナーとしてそれなりに忙しく充実した人生を送っている

学生時代の仲間達もそれぞれに自分の生きるべき場所で
それぞれの人生を生きている


"司の離婚が決まった。明日、正式に発表される。"


身体を重ねた後、シャワーを浴びて
テーブルの上に置いたままになっていた彼のシガレットケースから
煙草を一本取り出すと絶妙のタイミングで横から差し出されたライターの炎


少しだけ身体を傾け火をつける瞬間に彼から告げられた言葉


"そう"


紫煙と共に私から吐き出された言葉が宙に舞い部屋に漂う

短いその言葉は今の私の本心

4年後を約束した男は帰ってくる事はなかった

ただそれだけの事…


顔を合わせる事無く交わした別れ

まるで芸能人のようにテレビ中継されていた
彼の結婚式を指の動き一つ見落とさないように見つめ続けたのは
現実を見届けたかったから


彼と別れて8年以上の時間が経ち

その間、ずっと一人で生きてきたわけじゃないし
私は自分の人生を卑下しているわけでも哀れんでいるわけでもない

ただ自らの心が命ずるままに人生を築き上げてきただけ


"昼間あいつから電話が掛かってきた
俺とお前の事知ってたみたいだ"


"そう…それで?"


"お前をこれ以上不幸にするのは止めろ!とか
言ってたな…それから本気じゃないなら
今すぐ別れろ!とも言ってたぞ"


"これ以上不幸?
私は不幸だったの?"


"さぁな?俺に聞くなよ。お前は不幸だったのか?"


フッ…彼らしい言い方


"あなたはなんて答えたの?私と別れろって言われたんでしょ?
どうするの?彼の言う通り別れる?"


"俺はお前が不幸だなんて思った事一度もない
それに俺達の事を決めるのは俺達自身だ。
だから司にもそう伝えといた…
まぁ、電話口で怒鳴ってたけど今さらあいつに
とやかく命令される筋合いないだろ?"


"そうだね…道明寺には関係ないもんね"


これも私の本心


彼と別れて8年

いまさら誰とどんな付き合いをしていたとしても彼には関係無い

半分程の長さに減った煙草を灰皿で揉み消すと
それ以上の言葉を交わす事なく部屋を後にした


彼とは必要以上の言葉を交わす事は無い

だからもう何年もこの関係が続いているのだと思う

言葉を交わさなくても

互いの心の内は分かっている…




人生の中で100%満足している人などいないと思っている
だからと言って私は私自身の人生の中に抱えている

不安や不満を明確な言葉で言い表せるわけじゃない
ただいつも心の中にほんの少しだけ
正体不明な言葉では言い表せない不安や不満を抱えて生きている

それを埋めてくれる存在
それが彼だと言うだけだ

それ以上でもそれ以下でもない関係

だから互いの人生に必要以上に立ち入る事はしない

その必要は無い

そんな事をしなくても私も彼も十分満たされているのだから


そんな私を昔の彼は不幸だと感じているらしい

何が幸せで何が不幸なのかの判断は人それぞれだと思うけど
不幸だと言われた事に軽い苛立ちを覚えている






クライアントの入っているオフィスビルを出ると
すでに陽も傾き始めていて
オレンジ色の光りがビルの窓ガラスに反射していた

ビルの前に路上駐車されていた外車の運転席のドアが開き姿を現したのは
懐かしいかつて人生の全てを掛けて愛していた男


表情は固いまま
だけど瞳にはあの頃、私に向けられていた優しさを浮かべている

オレンジ色を身に纏いながら
少しづつ縮まる互いの距離

手を伸ばせば互いの身体に触れられる距離まで近付くと
彼はエスコートするように私の背中へとそっと腕を伸ばした

軽く前へ押し出すように沿えられた手
なにもかもがあの頃のまま

まるで何も無かったかのように

過去なんて関係ない…


そう言っているかのように自然に私を車へと誘導した彼


抵抗もせず大人しく車に乗り込んだ私に満足したように優しく微笑むと運転席側に回り込み
車に乗り込みエンジンをかけた彼

再会してから互いにまだ一言も発していない






饒舌に身勝手な言葉を吐き続けている彼の口元を眺めながら
滑稽だと思った

私にとって彼は過去に愛した男でしかないのに…

いつまでもその場に留まり
春が来るのをじっと待つだけの女じゃない


澱んだ空気の中
血溜まりの中に立ち尽くしていただけの私はもういない…


ダラダラと血を流し続けながらも
いつまでも生きながらえ続けていた愛が今やっと死んだ



ほら、また一つ

私は私の愛を殺した









『今宵あなたとワルツを‥』の続き誰か書いてくれないかなぁ~


応援ありがとうございます。
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kirakira
Posted bykirakira

Comments 6

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2020/05/20 (Wed) 10:12 | EDIT | REPLY |   

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2020/05/20 (Wed) 10:35 | EDIT | REPLY |   

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2020/05/20 (Wed) 16:48 | EDIT | REPLY |   
kirakira

kirakira  

ち○こ様

こんばんは~✴
コメントありがとうございます。😆
返事が遅くなってごめんなさいm(__)m

古いお話しを楽しんで頂けて嬉しいです❗😆💕✨
書いた私も忘れてたぐらいのお話しで
自分でもなんだか新鮮でした!(笑)💕

2020/05/23 (Sat) 19:40 | EDIT | REPLY |   
kirakira

kirakira  

ら○ぷ様

初めまして❗😆💕✨
コメントありがとうございます。😆
返事が遅くなってごめんなさいm(__)m

お話しを楽しんで頂けて嬉しいです。(#^.^#)
色々なCPで楽しんでくださいね。🎶

2020/05/23 (Sat) 19:50 | EDIT | REPLY |   
kirakira

kirakira  

シ○ブ○ン様

こんばんは~✴
コメントありがとうございます。😆
返事が遅くなってごめんなさいm(__)m

お久しぶりです。(#^.^#)
お元気そうで何よりです。💕
古いお話しを楽しんで頂けて嬉しいです。
自分でも忘れてました!(笑)
そして『fly』に関してもなかなかお引っ越し出来てなくてごめんなさいm(__)m
後少しなので頑張ってサクサクっとお引っ越ししちゃいますね🎵

2020/05/23 (Sat) 20:03 | EDIT | REPLY |   

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