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続・かりゆしの島 5

こんばんは。(#^.^#)
本日は久々の『続・かりゆしの島』です。🎶
相変わらず短いですがちょっとだけ進んでおります。💕
それではどうぞ~✴



私信です
☆様
こんばんは~✴🎶
コメントありがとうございます。😆
返事が遅くなってごめんなさいm(__)m
ムフフ💕いっぱい人のいる街中でのウエディングです。💕
見せつけたかったのかしら?🎵
フゥ~💕やっとお引っ越し終わりました❗😃✌
こちらこそいつもありがとうございます❗😆💕✨
励みになっております。💕
これからもよろしくお願いします。\(^-^)/


s○608様
こんばんは。🎵
コメントありがとうございます。😆
返事が遅くなってごめんなさいm(__)m
お引っ越し‥長く掛かってしまって‥
もっと手早くやる予定だったのですが😢
気長に付き合ってもらってありがとうございます。🎵
やっと解除になりましたね❗
でもまだまだ油断せずですよね🎵
そうですね‥組み込まれる方も出てくると思いますが
なるべく明るいお話しにしたいのでつかつくファミリーの
楽しい巣籠もり生活なんか妄想してみたいです。🎶






千尋を背負ったままの彼の後ろについて自宅まで戻ってきた


彼はそのまま当たり前のように家に上がり込み
千尋の捻挫した足首の下にクッションを入れたり
甲斐甲斐しく世話をしているのを考え事をしながら
ボンヤリと眺めていた

と言うよりは


さっきよりは少しだけ冷静になって
色々と思い返したらムカムカしてきて
口を開いたらまた言い争いになりそうで

でも父親に会ったばかりの千尋の前で言い争いはしたくなくて
グッと口をつぐんだまま二人を眺めながら


突然現れた父親と名乗る男性に千尋がどんな反応を示すのか不安で
千尋の表情を注視していた


「ねぇ‥‥ほんとうに‥お父さん‥なの?」



「あぁ、そうだ。
長い間、会いに来れなくてごめんな、千尋」

「‥えっ‥あっ‥う、うん‥」

戸惑いの感情を色濃く滲ませたまま応えている千尋の気持ちは手に取るように分かる


戸惑っている‥

なんて簡単な感情じゃないはず

今まで彼女の日常の中に父親という存在は希薄だった

彼女が自分の父親について全く興味が無かったというわけじゃない

もっと幼い頃には

”ちぃにはパパはいないの?”

“どうしてパパはいないの?”

“パパはどこにいるの?”

“パパってどんな人なの?”


色々と聞かれていたけれど
そのどれにも私は明確には答えてあげられていなかった

“パパはいるけど、ママも今どこで何をしているかは分からないの”

今、思い返せばたった3歳の女の子に
なんて残酷な答えしか用意してあげられなかったのだろうと後悔している

だけどあの頃の私はそれしか言えなかった

二度と会う事のないはずの人だったから

そんな幼い女の子の当たり前の疑問に
何一つ隠す事なく正直に伝えてくれたのは楓さんだった

自分がおばあちゃんだと伝えた後は

幼稚園児の千尋に理解出来るはずのない大人の事情まで
包み隠さず話されていた

だから千尋の中では父親というのは

離れた場所に住んでいて未だに自分の存在を知らない人って認識だった

“会いたいなら何時でも会いに行けばいいのよ。
おばあちゃんが何時でも連れて行ってあげるわよ”

なんて言っていた楓さん

あの当時は”勝手な事、言わないで下さい!”なんて言ったけど
きっと楓さんは本気だったんだと思う

楓さんはずっと彼に千尋を会わせたかったんだと思う

結局、それは叶う事はなかったけれど‥

千尋も小学校に上がった頃からいつの間にか
父親の事は口にしなくなっていた

だから我が家は私と千尋

そして時々、楓さん

っていうのが日常だった










応援ありがとうございます。
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kirakira
Posted bykirakira

Comments 2

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2020/05/28 (Thu) 13:33 | EDIT | REPLY |   
kirakira

kirakira  

s○6○8様

こんにちは。(#^.^#)
コメントありがとうございます。😆
返事が遅くなってごめんなさいm(__)m

二人の温度差はありますが
とにかく司君は動き出したようなので
これから南の島でこの三人がどうなって行くのか‥?
楽しみにしていただければ嬉しいです😌💓

2020/05/31 (Sun) 16:51 | EDIT | REPLY |   

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