大家さんは元カレ!? 3
こんにちは✨😃❗
本日も『大家さんは元カレ!?』です。🎶
坊っちゃんなんです❗😆💕✨
それではどうぞ~✴
私信です
☆様
こんにちは~✴
コメントありがとうございます。😆
返事が遅くなってごめんなさいm(__)m
う~ん、つくしちゃんなりに気持ちはあったと思うのですが
どこか一歩引いちゃってるというか‥何がなんでも!って
相手ではなくて傷つきたくなくて現実的というか事務的な
対応になってしまっているみたいです‥が!
坊っちゃんが裏でコソコソと‥❗(笑)
m○ru様
こんにちは✨😃❗
コメントありがとうございます。😆
返事が遅くなってごめんなさいm(__)m
お久しぶりです。💕お元気そうで良かったです。(#^.^#)
新連載楽しんで頂けて嬉しいです。🎵
既に司君にロックオンされているようなので
もう逃げられないと思います❗(笑)
もちろん支払いは坊っちゃんです❗😃✌
鈍感は罪だ!
そう思うだろ?
アクシデントとは言え先に忘れたのは俺の方だから
慌てず騒がず大人の包容力って奴で甘い顔してやってたら
調子に乗りやがって!
ふざけんな!
なに勝手に婚約とかしてんだよ!?
そんなもん認めるわけねぇーだろ!?
纏めて地獄行きにしてやる!
高等部の時に刺された後遺症でどうやら俺は記憶の一部を失ったらしい
だけど日常生活には全く支障は無く結局、思い出さないまま親父が倒れたって事も重なり
高等部の卒業を待たずにNYへと渡った
渡米して4年
大学も卒業し仕事だけに専念出来るようになり精力的に世界中を飛び回っていた
年も明けて誕生日には何の感慨も無いけれど毎年恒例となっている
退屈なだけの誕生日パーティーも過ぎた数日
朝目が覚めた時から感じていた体のダルさが夕方には隠しきれない程になり
体が震える程の高熱でインフルエンザだと診断された
40度近くまで上がった熱に魘されること3日
やっと平熱に戻った時には失ったままだった大切な‥
大切な‥
記憶を取り戻していた
高熱の影響でまだ抜けきらない体のダルさとはうらはらに
頭だけは妙に覚めていて過ぎてしまっていた時間の長さが
例えようのない恐怖となって襲いくる
そんな中でまずしたことが牧野の現状を知ること
西田に調べさせればすぐに分かるのだろうけど
それはせずに日本にいるあいつに連絡を取った
時差も考えずに掛けた電話に
スマホから聞こえてきた総二郎の声は恐ろしく不機嫌だった
「んだよ!司!
時間を考えろ!」
「日本に居るのはお前だけなんだからしょーがねぇーだろ!」
大学を卒業してあきらはイギリスに
類はフランスにとそれぞれが武者修行に出されてしまい
日本に居るのは総二郎だけ
「で?なんの用だよ?」
気だるそうな総二郎の声に続いてガサガサと衣擦れのような音が響いてくる
「あいつは今、どうしてる?」
「はぁ?あいつって誰‥!
まさか?お前、思い出したのか?」
「あぁ、インフルエンザに掛かって高熱が出て思い出した」
そう伝えた俺に海の向こうの総二郎が
一瞬だけ息を飲むように黙りこんだ
「‥そ、そうか‥大変だったな‥」
「あぁ、で?あいつは今どうしてる?」
「‥あぁ、元気にしてると思うぞ。
俺もここ半年程は会ってねぇけど‥
あいつは‥なんて言うか‥まぁ、
相変わらず忙しそうにちょこまか動いてると思うぞ‥」
戸惑っているように歯切れの悪い総二郎の言葉に
また言い様のない恐怖が襲ってくるけれど
それを押し止めるように言葉を繋ぐ
「あいつ今、何やってんだ?」
「‥あぁ‥あいつは英徳の法学部に通ってて弁護士目指してる‥
けど‥なぁ、司?
あいつのこと聞いてどうするつもりなんだ?」
「俺はやっぱりあいつを諦められそうにねぇ」
「‥‥そうか‥」
総二郎はそう言ったまま黙ってしまった
長い沈黙が下りてくる
やがて‥
「なぁ、司?お前の気持ちも分かるけど‥
あいつはもうお前を待ってるわけじゃねぇと思うぞ‥
いいのか?それでも‥」
総二郎のその言葉に俺はどう答えたのだろう?
はっきりとは覚えていない‥
ただ続けて発せられた総二郎の言葉に
頭に血が上り電話を終えた後は
下がったはずの熱が再び上がり始め
ベッドへと逆戻りしてしまっていた
待っていてくれている‥
淡い期待だって事は分かっていたけれど
それでも心のどこかで微かにその淡い期待にすがっていた
だけど総二郎から告げられたのは
"あいつ今付き合ってる男いるぞ"
だった
"同じ法学部の奴で家賃の節約になるからって一緒に住んでるはずだ"
"なぁ、司?あいつはいつまでも同じ場所に留まってるような女じゃない。
常に忙しなく目の前の壁をぶち破りながら
前に突き進んで人生を切り開いて行く猪突猛進型の女だぞ。
もしもう一度捕まえたいんだったら
相当覚悟して行かねぇーとな‥
まぁ、頑張れ!俺はもう一回寝る!"
言いたい事だけ言って切られてしまった通話
再び上がり始めた熱に魘されながら
考えたのがまずはあいつのいる日本に帰る方法
すぐにとはいかなかったがそれから半年後
なんとか日本支社の副社長の椅子をもぎ取り
5年ぶりに日本の地を踏んだ

応援ありがとうございます。
本日も『大家さんは元カレ!?』です。🎶
坊っちゃんなんです❗😆💕✨
それではどうぞ~✴
私信です
☆様
こんにちは~✴
コメントありがとうございます。😆
返事が遅くなってごめんなさいm(__)m
う~ん、つくしちゃんなりに気持ちはあったと思うのですが
どこか一歩引いちゃってるというか‥何がなんでも!って
相手ではなくて傷つきたくなくて現実的というか事務的な
対応になってしまっているみたいです‥が!
坊っちゃんが裏でコソコソと‥❗(笑)
m○ru様
こんにちは✨😃❗
コメントありがとうございます。😆
返事が遅くなってごめんなさいm(__)m
お久しぶりです。💕お元気そうで良かったです。(#^.^#)
新連載楽しんで頂けて嬉しいです。🎵
既に司君にロックオンされているようなので
もう逃げられないと思います❗(笑)
もちろん支払いは坊っちゃんです❗😃✌
鈍感は罪だ!
そう思うだろ?
アクシデントとは言え先に忘れたのは俺の方だから
慌てず騒がず大人の包容力って奴で甘い顔してやってたら
調子に乗りやがって!
ふざけんな!
なに勝手に婚約とかしてんだよ!?
そんなもん認めるわけねぇーだろ!?
纏めて地獄行きにしてやる!
高等部の時に刺された後遺症でどうやら俺は記憶の一部を失ったらしい
だけど日常生活には全く支障は無く結局、思い出さないまま親父が倒れたって事も重なり
高等部の卒業を待たずにNYへと渡った
渡米して4年
大学も卒業し仕事だけに専念出来るようになり精力的に世界中を飛び回っていた
年も明けて誕生日には何の感慨も無いけれど毎年恒例となっている
退屈なだけの誕生日パーティーも過ぎた数日
朝目が覚めた時から感じていた体のダルさが夕方には隠しきれない程になり
体が震える程の高熱でインフルエンザだと診断された
40度近くまで上がった熱に魘されること3日
やっと平熱に戻った時には失ったままだった大切な‥
大切な‥
記憶を取り戻していた
高熱の影響でまだ抜けきらない体のダルさとはうらはらに
頭だけは妙に覚めていて過ぎてしまっていた時間の長さが
例えようのない恐怖となって襲いくる
そんな中でまずしたことが牧野の現状を知ること
西田に調べさせればすぐに分かるのだろうけど
それはせずに日本にいるあいつに連絡を取った
時差も考えずに掛けた電話に
スマホから聞こえてきた総二郎の声は恐ろしく不機嫌だった
「んだよ!司!
時間を考えろ!」
「日本に居るのはお前だけなんだからしょーがねぇーだろ!」
大学を卒業してあきらはイギリスに
類はフランスにとそれぞれが武者修行に出されてしまい
日本に居るのは総二郎だけ
「で?なんの用だよ?」
気だるそうな総二郎の声に続いてガサガサと衣擦れのような音が響いてくる
「あいつは今、どうしてる?」
「はぁ?あいつって誰‥!
まさか?お前、思い出したのか?」
「あぁ、インフルエンザに掛かって高熱が出て思い出した」
そう伝えた俺に海の向こうの総二郎が
一瞬だけ息を飲むように黙りこんだ
「‥そ、そうか‥大変だったな‥」
「あぁ、で?あいつは今どうしてる?」
「‥あぁ、元気にしてると思うぞ。
俺もここ半年程は会ってねぇけど‥
あいつは‥なんて言うか‥まぁ、
相変わらず忙しそうにちょこまか動いてると思うぞ‥」
戸惑っているように歯切れの悪い総二郎の言葉に
また言い様のない恐怖が襲ってくるけれど
それを押し止めるように言葉を繋ぐ
「あいつ今、何やってんだ?」
「‥あぁ‥あいつは英徳の法学部に通ってて弁護士目指してる‥
けど‥なぁ、司?
あいつのこと聞いてどうするつもりなんだ?」
「俺はやっぱりあいつを諦められそうにねぇ」
「‥‥そうか‥」
総二郎はそう言ったまま黙ってしまった
長い沈黙が下りてくる
やがて‥
「なぁ、司?お前の気持ちも分かるけど‥
あいつはもうお前を待ってるわけじゃねぇと思うぞ‥
いいのか?それでも‥」
総二郎のその言葉に俺はどう答えたのだろう?
はっきりとは覚えていない‥
ただ続けて発せられた総二郎の言葉に
頭に血が上り電話を終えた後は
下がったはずの熱が再び上がり始め
ベッドへと逆戻りしてしまっていた
待っていてくれている‥
淡い期待だって事は分かっていたけれど
それでも心のどこかで微かにその淡い期待にすがっていた
だけど総二郎から告げられたのは
"あいつ今付き合ってる男いるぞ"
だった
"同じ法学部の奴で家賃の節約になるからって一緒に住んでるはずだ"
"なぁ、司?あいつはいつまでも同じ場所に留まってるような女じゃない。
常に忙しなく目の前の壁をぶち破りながら
前に突き進んで人生を切り開いて行く猪突猛進型の女だぞ。
もしもう一度捕まえたいんだったら
相当覚悟して行かねぇーとな‥
まぁ、頑張れ!俺はもう一回寝る!"
言いたい事だけ言って切られてしまった通話
再び上がり始めた熱に魘されながら
考えたのがまずはあいつのいる日本に帰る方法
すぐにとはいかなかったがそれから半年後
なんとか日本支社の副社長の椅子をもぎ取り
5年ぶりに日本の地を踏んだ

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