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大家さんは元カレ!? 16

こんにちは。(#^.^#)
本日も『大家さんは元カレ!?』です。🎶
たまには素直なつくしちゃん‥💕
坊っちゃん良かったね🎵
それではどうぞ~✴



私信です
葉○様
こんにちは。🎶
コメントありがとうございます。😆
返事が遅くなってごめんなさいm(__)m
司君の行きすぎた愛情ですが‥
つくしちゃんにはちゃんと伝わっているようです❗😆💕✨
イケメンさん‥どうなったでしょう?💧(笑)


☆様
こんにちは。🎵
コメントありがとうございます。😆
返事が遅くなってごめんなさいm(__)m
ムフフ💕司君❗乱入~で修羅場かしら?
司君もちょっとは大人になった?♥











「ど、道明寺!ダメ!
この人、死んじゃう!」


「司!それぐらいにしとけ!」


一歩遅れて入った室内

女達が何をしていたのかは一目瞭然

それぞれの傍らには明らかにその道のプロだなって野郎がいて
その内の一人‥

牧野の隣にいた男は司に背後から不意討ちを食らって伸びていた

ハァ~

滋と桜子のことだからこんな事だろうとは予想が出来たし
ここに司が踏み込んだらこうなるだろうとは思っていたけれど‥

いきなり背後から声も掛けずに首外すか?

ったく!

高等部の頃と変わってねぇーじゃねぇーかよ!

いや!

あの頃より権力ってやつを手にいれて格段に厄介になっている!

「キャッ!やだ!ちょっと!道明寺!何すんのよ?!」

「うるせぇ!お前は黙ってろ!」

司は男から腕を外した後、牧野を一喝して黙らせると
すかさず隣の牧野をソファーの後ろから引き抜くように抱き上げ
鬼のような形相で恐怖で氷つく室内にぐるりと視線を流してから

"あきら!こいつら全員沈めとけ!"

と恐ろしい捨て台詞を残して
牧野を抱えたまま部屋から出て行ってしまった

名指しされた俺の"あ、あぁ‥"という短い返事さえ最後まで司の耳に届くことなく
バタンと音を立てて閉まったドアに跳ね返っただけ

全員沈めとけって‥

怖ぇ~って!

「あ~びっくりした~!
つくし‥大丈夫かな?
まぁ、大丈夫だよね!司だし!
それよりも!ねぇねぇ、あきら君!全員って私達も入ってる?」

「ハァ~入ってるだろうな‥
ったく!こんなパーティーやるんだったら
簡単に司が来られないとこでやれよ!」

「あっ!そっか!
次はそうする!」

次はそうする!じゃねぇーよ!

「次はねぇーよ!」

「え~やっぱりあきら君!
私達も沈めちゃうつもり?!」

「んなわけねぇーだろ!
とにかくそいつら帰らせろ!」

女達は司の怒りなんて慣れたものだから
大して気にしていないと言うか‥

一瞬、動きを止めただけで
後は一応、牧野の事は気にかけているようだけど
長い付き合いだから司の事は牧野に任せておけば大丈夫的?な
俺達の中での暗黙の了解みたいなのがあって過度な心配はしていない

猛獣は猛獣使いに!ってやつだな

とりあえず目の前で固まったままの野郎達
司に首外されて気絶している若干一名を除いてだけどな‥

司は沈めろとか物騒なことほざいていたが
こいつらだって仕事で呼ばれただけ

それにあいつの言う通りいちいち沈めてたら
俺‥死ぬまでに何人殺らなきゃいけなくなんだよ?!

きっと歴代のシリアルキラーなんて目じゃねぇくらい
新記録更新しちまうぞ!

ったく!

野郎達には厳重に口止めして
多目にチップを渡してさっさと帰らせる!

これぐらいで充分だろ

男達を帰し残ったのはいつものメンバー

優紀ちゃんだけは若干バツの悪そうな表情を浮かべてはいるが
滋と桜子は逆に不満顔で俺の作ってやったカクテルを飲みながら
こっちに絡んできやがる

「もぅ!なんで司をひき止めててくれないのよ!」

「知らねぇーよ!
だったらちゃんと言っとけよな!」

「言わなくても分かるじゃん!」

「分かんねぇーよ!
まさか本当にストリッパーなんて呼んでるとは思わねぇーだろ?!」

「バチェラーパーティーって言ったらストリッパーじゃん!」

バチェラー=ストリッパーって‥

古くねぇーか?

一昔前のアメリカではよく見た光景だけどよ‥

今どきの日本でやんじゃねぇーよ!

「決まってねぇーよ!」

「え~もぅ!とにかくみんな帰しちゃったんだから
あきら君達が付き合ってよ!
とりあえずつくしの幸せを願ってもう一回乾杯~!」

ヨシ!早いとこ滋を酔い潰すぞ!








突然現れた彼によって抱えられたままリムジンに放り込まれて
まだドアが開いたままなのに覆い被さってきた

「ちょ、ちょっと、待って!」

押し返すんだけど力じゃ敵わなくて
両手を頭の横で一纏めにして押さえ込まれて身動きが取れない

「待たねぇーよ!
どこだ?!」

「な、なにが‥?」

「あいつにどこ触られたか言え!」

「えっ‥べ、別に‥どこも触られてない‥」

「嘘つけ!
あの野郎!お前の隣に座ってベタベタしてたじゃねぇーかよ!
どこだ?!早く言えよ!
ここか?!それともここか?!」

言葉と同時に私の首筋や胸元に唇を這わせてくる道明寺

「ちょ、やだ!そんなとこ触られてないってば!」

「だったらどこだ?!
正直に言えよ!」

言葉はキツイんだけど至近距離から攻め立てる道明寺から感じられるのは
意外にも怒りの感情じゃなくてイラつきみたいなものだけだったから
私は少しだけ身体から力を抜いた

「髪‥綺麗だねって‥」

そう言うとすぐに私の髪に唇を這わせた道明寺

「次は?」

「え~っと‥み、耳に息を吹き掛けられた‥かな‥ヤッ!くすぐったいって!
痛っ!噛まれてなんかないってば!」

言葉の通り耳元に唇を這わせた後
耳たぶを噛んできた道明寺

「次は?」

「つ、次はって‥」

「まだあるだろう?」

この辺りから道明寺から苛立ちのような感情が消えて
代わりに声に甘さみたいなものが加わってきてドキッとする

「ほら早く教えろ!
ここか?それともこっちか?」

少しずつ彼の唇が下へと這いながら移動してゆく

「ちょっと、やだ!
そんなとこ触られてない!」

「だったらちゃんと教えろ!」

「/////////‥あ、足!足も綺麗だねって‥!
あっ!ちょっと!な、なにしてんのよ?!」

私の足の間で身体を起こした道明寺は
私の足を持ち上げると足首辺りからゆっくりと上に向かって唇を這わせてくる

「ん~~!もぅ!やだ!止めてってば!」

ゆっくりと這うように上がってくる彼の唇の感触にゾクゾクっとした感覚が襲ってくる

止めてって何度訴えても止めてくれない彼

もう片方の足に持ちかえ同じように唇を這わせて
最後には太ももの内側
微妙なスレスレの所に強く吸い付くようなキスをされた

「痛っ!」

「次はどこだ?」

「も、もう無い!」

「正直に言えよ!
じゃねぇーとこのままここでヤルぞ!」

「ほ、本当だってば!
お願いだからもう止めて!
こんな所で恥ずかしいって!」

恥ずかしいって言葉が効いたのかは分からないけれど
とりあえず止めてくれた道明寺に
そのまま抱き起こされて今度は彼の膝の上に跨がるように座らされた

「//////////この体勢も恥ずかしいんだけど‥」

「誰も見てねぇーだろ?」

「そ、そうだけど‥」

「二人っきりなんだから恥ずかしがるな!」

「で、でも‥///////////」

婚約破棄から1ヶ月足らず

一気に加速したように道明寺との関係性が変わってしまって

道明寺との関係性だけじゃなくて
生活環境も大きく変わってしまって
まだまだ慣れないことばかりで
どう対処していいのか瞬時に判断出来ない

そもそも道明寺との関係って何なんだろう?

付き合ってるのかな?

付き合ってるとは思ってるんだけど‥

彼は愛してるなんて言ってくれるけど‥

愛ってなんだろう?

私は彼を愛してるのだろうか?

嫌いじゃない

むしろ好き

彼と一緒にいて楽しいと思う

彼と一緒にいたいと思う

だけど流されてるだけじゃないの?とも考えてしまう

楽な方へ‥

愛してると言ってくれる彼に‥

流されてるだけなんじゃないかと思う


それならそれでいいんじゃない?って思う私もいる

どうすればいいんだろう?

私を抱きしめている彼の腕を心地よく感じていて
心の中がごちゃごちゃしている

そんな私を見透かしているように
穏やかな笑みを浮かべている彼は
私を自身の胸元に強く抱き込むと

「楽しかったか?」

だなんて聞いてくる


「ん?怒ってないの?」

「滋達とあの野郎にはムカついてるけど
お前には怒ってねぇーよ!」

「だけどさっき‥」

「あれはお前が嫌がってんのが分かってねぇーからイラついただけだ!」

「だったら‥なんであんなしつこく聞いてきたの?」

「あれは消毒しただけだ!」

「消毒‥?だったの‥?」

「あぁ、分かったか?
で、楽しかったか?」

「う、うん‥びっくりすることばっかりだったけど‥
滋さん達なりに私を楽しませようとしてくれてたんだと思うから‥楽しかったよ」

「そっか、良かったな」

良かったなと笑った彼の顔がなんだかすっごく素敵に見えて‥

私は今までずっと大きな間違いを犯してきたんだって分かった

元カレって言葉に拘ってばかりで
自分から彼を切り離した考えばかりを優先させていて
彼はちゃんと私自身を見てくれていたのに‥

流されてるとかじゃなくて
私はやっと本来居るべき正しい場所に戻ってきただけなのかもしれないって思ったら
目の前の彼がものすごく愛しく感じられて
愛ってこういう事なんだって心の中にストンと落ちてきた

「うん‥ねぇ?」

「どうした?」

「あんたって‥いい奴だね‥
私、なんでもっとちゃんとあんたの事見なかったんだろう‥?バカだよね‥」

「あぁ、バカだな!
バカな女だ!だけど最高に可愛い!」

「あんたもかなりのバカだね‥」

「あぁ、そうだな。
バカ野郎だな‥だけど愛してる
お前だけだ‥ずっとお前だけを愛してる」






「私も‥
私も‥愛してる///////」












応援ありがとうございます。
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kirakira
Posted bykirakira

Comments 2

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2020/07/17 (Fri) 22:42 | EDIT | REPLY |   
kirakira

kirakira  

あ○様

こんばんは~✴
コメントありがとうございます。😆
返事が遅くなってごめんなさいm(__)m

ウフフ💕スコップ要らなかったです❗😆💕✨
流石にあきら君が大変そうなので‥(笑)

つくしちゃん‥素直に愛の告白をしちゃったので坊っちゃんはもう‥( ; ゜Д゜)
制御不能です❗😆💕✨(笑)

アハハ💕私の勘違いだったんですね🎵💕
でもちゃんと覚えてますよ~✴
順番にところてんのように頭の中からムニュっと押し出しますので
お待ち下さいませ❗😆💕✨

新型の感染者数‥増えてますね‥
不安な気持ち分かります❗
我が家も年寄りがいるので気をつけてますが
目に見える物じゃないし‥なんとか罹患しないようにと思いながら
毎日を過ごしています。
急に暑くなってきたので体調管理には気をつけてお過ごしくださいね🎵💕

2020/07/20 (Mon) 20:13 | EDIT | REPLY |   

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