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つくしちゃんBD2020 2

おはようございます🎵
本日は『つくしちゃんBD』話です。
それではどうぞ~✴




私信です
☆様
おはようございます。🎵
コメントありがとうございます。😆
相変わらずの蓮君です!(笑)
次回で蓮君が欲しいクリスマスプレゼントが分かりますが
これがまた司パパを悩ませます!✨🎁✨















今年の納会の場所だって連れて来られたのは
会社の近くに最近出来たばかりの海鮮居酒屋

なんでも日本全国の漁港で水揚げされた新鮮な魚介類が
毎日、空輸されてくるのがウリな居酒屋さんらしくて
その日の一番の魚介類が食べられるのが好評みたい

納会に参加したのは総勢で20名ほど

営業職だから半分以上が男性

そうなの

ここが道明寺が一番気に入らないところなのよね


まぁね

あたしが就職するって言った時から
気に入らなかったみたいだけど


大学を卒業後の進路について
あたしは誰にも相談しなかった

だってね

相談しても反対されるのが目に見えていたから‥

とにかく就職そのものに反対の道明寺と
就職活動をする事は賛成だけど
するなら道明寺にしろのF3

あたしとしては道明寺、花沢、美作、大河原以外でって考えてたんだけど
そうなるとこの日本の東京では就職口が限りなく少なくなってしまうし
何よりせっかく道明寺が学費を払ってくれて通えた大学生活が
無駄になってしまうような気がして
結局、誰にも内緒で道明寺HDを受けなんとか内定をもぎ取る事が出来た

あたしは自力で就職出来たんだと思っている

だってね

道明寺HDに受かったって報告した時
彼は本気で驚いていたから何も知らされていなかったんだって
今でも信じている

そうして始まったあたしの社会人生活

配属されたのは営業部

最初は慣れない事ばかりで大変だったけれど
3年目の今はやりがいも感じている

そして当然、道明寺との関係は内緒

誰もあたしが道明寺の婚約者ってどころか
彼氏さえいないと思われている

と言うより

地味で滅多に飲み会には参加せず
残業も休日出勤も率先してやっちゃうから
完全に女を捨ててるって思われている

普段からそんな感じだから今日の納会に参加しますって返事した時は
先輩から何度も確認されちゃって
あたしってそんなに付き合い悪かったのかと
ちょっと反省しちゃうほど


納会は同じ部署の人達ばかりだし
お料理も美味しくて楽しかったんだけどね

やっぱりあたしの心はどこか不完全燃焼で
いつもよりお酒を飲むスピードが早かったかも‥

気がついた時には
かなりの量のお酒を飲んだ後で
隣に座っていた女性の先輩に

"牧野さん、大丈夫?
ちょっと飲み過ぎじゃない?
お水貰う?"

って声を掛けられた時にはかなり目が座っていた

ような気がする‥


「オイ、牧野!大丈夫か?
珍しいなお前がそんなになるまで飲むなんて」

そう話しかけてきたのは目の前に座っていた同期の男性社員の佐々木君

同期だから特に気心も知れていて
あまり気を使わずに話せる数少ない同僚の一人

「らいじょうぶ!らいじょうぶ!
そんなにのんれないから!」

「呂律回ってねぇーじゃん!
そんなんじゃ帰れねぇーだろ?
しょーがねぇーから今夜は俺が送っていってやるよ!」

「あー佐々木!あんた、送り狼になるつもりでしょ!?」

あたしと佐々木君の会話を聞いていた斜め前に座っていた
もう一人の女性の先輩

彼女の名前は山口香さん

あたしの指導係で新人の頃からお世話になりっぱなしの先輩だ

「そ、そんなんじゃないですよ!
やだなぁ、山口さん変な事言わないでくださいよ~!」

慌てて否定している佐々木君

そんな二人のやり取りを横目にあたしはかなり気持ちよく酔っぱらっていた

「ハハハ、かおりせんぱ~い、らいじょうぶですよ~
ちゃんと ひとりで かへれますよ~」


「ハイハイ、分かったから。
あんたはもうお酒禁止ね!」


「え~ まら らいじょうぶですって~、ウフフ」


「ウフフじゃないわよ!まったく‥」

あたしって酔っぱらうと気持ち良くなっちゃって
まず機嫌が良くなってケラケラとよく笑い
そしてその後は段々と目がトロ~ンとしてきて
最後には寝ちゃう

そしてあたしは呆れ顔の先輩を横目に
段々と目が開けてられなくなってきて
身体にも力が入らなくなってきちゃって
とうとうテーブルに突っ伏してしまっていた

早い話


あたしはかなり酔っぱらっていた


だから

気が付いていなかった

嵐が近付いていることに‥










応援ありがとうございます。
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kirakira
Posted bykirakira

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