山口香の社長案件 1
こんばんは。🎵
ちょっとブレイクタイムってわけではないのですが・・・
本日は少し目線を変えたお話しです。
タイトルは『山口香の社長案件』です。🎵
つくしちゃんBD話にちょこっとだけ登場オリキャラ目線のつかつくになっております。
それではどうぞ~✴
『パパはおんぞうし』蓮君出社する!の巻~は現在絶賛!妄想中です😆🎵🎵
が・・なかなか面白い展開にならず書いては消し
消しては書いてを繰り返しております・・・💧ので
もうしばらくお待ちいただければと思います。💕
私信です
きゃ~✴☆様!
こんばんは🌙😃❗
コメントありがとうございます。😆
お久しぶりで~す🎵💕
お待たせしちゃいました~♥
れんれんがとーちゃんに付いて出社するようです❗(笑)
ぜぇ~たい大丈夫じゃないですよね❗(笑)
私は花粉は大丈夫なのですが家人はみんな花粉症持ちなので
現在、我が家のゴミ箱はティッシュでいっぱいです❗💧
ゆ○様
こんばんは🌙😃❗
コメントありがとうございます。😆
お久しぶりです😆🎵🎵
蓮君・・とーちゃんに付いていくようです❗
絶対、何かハプニングが起きますよねぇ~♥
蓮君ですから!(笑)
お屋敷にすっかり馴染んでいる司君一家の
どこに行っても相変わらずな感じを楽しんでくださいね🎵😍🎵
"キャ~!"
"はぁ~"
"ウプッ!ハァハァ‥ヤベェ!俺、息すんの忘れてた!"
副社長が牧野ちゃんを抱き抱えて出て行ってすぐ
個室の中に響いたのは悲鳴に吐息にため息
私だって大きな声を上げたいけれど
向かいの席で目にハートマークを浮かべ
両手で自分の頬を挟みうっとりとしたような表情をしながら
キャッキャ言っている入社2年目の女子の前では‥
流石に戸惑われる!
くらいに年を取っている自覚はあるし
それになにより私の中には長年の謎が解けて
合点がいったと言うか‥
あ~そういうことだったのね!って気持ちの方が強かった
興奮覚めらやぬ室内
居酒屋の個室がえらい熱気に包まれていて
みんな口々に好きな事を話している
分かるのよ
気持ちは分かる
副社長と牧野ちゃんが実は!って
私だって驚いているけれどそれを酒の肴にしようとは思わないから
興奮して話している同僚達を尻目に一人あの時の事を思い出していた
入社して早20数年
私だって一応若くて初々しい時代‥
目の前でウットリと余韻に浸っている入社2年目女子みたいな・・・
って‥
自分で言っててちょっと虚しいんだけど
一応あったのよね
中学の時から都内でも指折りの進学校に通って
そのままエスカレーターで大学まで進み
経済学部を主席で卒業してほぼトップの成績で
道明寺HDに入社した私
因みにこの時の一番が副社長の秘書をしている西田で私は二番だった
あの頃は女で総合職ってまだまだ認知度が低くて
女性はいくら能力があってもいずれは結婚してって
考えが根強くて女ってだけで風当たりも
今より強かった時代だった
今が完璧かって言われるとまだまだなんだけど
あの頃よりは幾分かはマシになっている
所謂、真面目ちゃんだった私は
入社してすぐに統括事業本部なんて
なんの部署なのかよく分からない部署に配属になった
この部署は現在の社長
副社長のお母様である楓社長
あの頃は肩書きはまだ副社長だったけど
楓社長の直属の部署で社内では精鋭揃いで出世コースだと言われていて
確かに凄い人達の集まりだった
そんな中に入社したてのペイペイの総合職の女が配属されたんだから
楓社長から期待されてるんだって嬉しい気持ちと同時に
武者震いしたのを覚えている
私はそこで2年間びっちり
正に寝食を忘れて仕事に打ち込み
その後はNYへと渡った
NYで過ごしたのは15年
生き馬の目を抜く魑魅魍魎の世界で
酸いも甘いも経験し入社12年目に
楓社長の第ニ秘書となった
第一秘書は同期の西田
無愛想でニコリともしない面白味なんて皆無の男
この印象は入社以来、一貫して変わらない
ただ恐ろしく優秀で頭が切れる
長年、楓社長に付き従い全てを知る男
そんな男が私の上司になった
とは言っても他の秘書とは違い
同期って事もあって私が西田に遠慮するような事はなかったけれど
とにかく三年間びっちりと楓社長の秘書として鍛えられていた
そんな時、西田から呼び出された
当時、西田は楓社長の元を離れ
渡米してきたお坊っちゃま
今の副社長の秘書兼教育係をしていた
このお坊っちゃま‥
もとい、副社長は言わずと知れた超問題児
曲がりなりにも楓社長の秘書をしていた私の耳に入ってきていたのは
信じられない程の悪行の数々
いい印象なんて皆無
あの頃の私は道明寺はお坊っちゃまの代で潰れると本気で思っていた
そんな副社長の子守りをしていた西田から今までプライベートな付き合いは一切無い中で
突然、仕事終わりに食事に誘われて柄にも無くドキドキしていた私に
西田が差し出したのはこのままNY勤務か日本への帰国の二者択一
仕事なんか~い!
私のドキドキ返せ~!
まぁ、デートだとは思ってなかったけどさぁ
ひっさしぶりの男性と二人っきりでの食事に
ちょっとだけドキドキしてワクワクしてたのに!
あ~自分で言ってて虚しい!
そして西田の話は私の将来が大きく関係している
NYか東京
どちらにしても私自身そろそろ本格的に色々と腹を据えないといけない年齢になってきていた
楓社長の秘書は遣り甲斐がある
仕事は楽しい
NYの水も合っている
だけど日本にいる両親の年齢を考えると
そろそろ潮時なのかとも考えてしまう
一人娘の私
結婚して孫を見せてあげられたら親孝行なんだろうけど
こればっかりはね‥
一人じゃどうしようもない
だったら少しでも近くにいる方が
何かあった時にちょっとは役に立てるんじゃないかと思って
帰国する方を選んだんだけど
西田が私にくれた情報は物凄く少なくて
帰国したら営業本部に配属になる事と
2年後に入社してくる牧野つくしという女性の指導係となり
一人前に育てる事と社内での人間関係に気を配る事と
移動は一ヶ月後って事ぐらい
で、後は社長案件だから一切の口外は無用
ってだけで
言うだけ言うと時間がないからと
デザートも食べずに帰って行った
今、思い出しても腹が立つ事が一つ
あいつ私に一言も聞かなかった
今、恋人はいるのか?
とか
退社予定はないのか?
とか
一切聞かないで
当たり前のように二者択一を提示しただけ
まぁ、西田の事だから私に恋人がいないことも
退社の予定もなにも無い事は前もって調べた上での行動なんだろうけど
一言ぐらいあってもいいんじゃない?!
このお話し少し続きます。🎵

応援ありがとうございます。
ちょっとブレイクタイムってわけではないのですが・・・
本日は少し目線を変えたお話しです。
タイトルは『山口香の社長案件』です。🎵
つくしちゃんBD話にちょこっとだけ登場オリキャラ目線のつかつくになっております。
それではどうぞ~✴
『パパはおんぞうし』蓮君出社する!の巻~は現在絶賛!妄想中です😆🎵🎵
が・・なかなか面白い展開にならず書いては消し
消しては書いてを繰り返しております・・・💧ので
もうしばらくお待ちいただければと思います。💕
私信です
きゃ~✴☆様!
こんばんは🌙😃❗
コメントありがとうございます。😆
お久しぶりで~す🎵💕
お待たせしちゃいました~♥
れんれんがとーちゃんに付いて出社するようです❗(笑)
ぜぇ~たい大丈夫じゃないですよね❗(笑)
私は花粉は大丈夫なのですが家人はみんな花粉症持ちなので
現在、我が家のゴミ箱はティッシュでいっぱいです❗💧
ゆ○様
こんばんは🌙😃❗
コメントありがとうございます。😆
お久しぶりです😆🎵🎵
蓮君・・とーちゃんに付いていくようです❗
絶対、何かハプニングが起きますよねぇ~♥
蓮君ですから!(笑)
お屋敷にすっかり馴染んでいる司君一家の
どこに行っても相変わらずな感じを楽しんでくださいね🎵😍🎵
"キャ~!"
"はぁ~"
"ウプッ!ハァハァ‥ヤベェ!俺、息すんの忘れてた!"
副社長が牧野ちゃんを抱き抱えて出て行ってすぐ
個室の中に響いたのは悲鳴に吐息にため息
私だって大きな声を上げたいけれど
向かいの席で目にハートマークを浮かべ
両手で自分の頬を挟みうっとりとしたような表情をしながら
キャッキャ言っている入社2年目の女子の前では‥
流石に戸惑われる!
くらいに年を取っている自覚はあるし
それになにより私の中には長年の謎が解けて
合点がいったと言うか‥
あ~そういうことだったのね!って気持ちの方が強かった
興奮覚めらやぬ室内
居酒屋の個室がえらい熱気に包まれていて
みんな口々に好きな事を話している
分かるのよ
気持ちは分かる
副社長と牧野ちゃんが実は!って
私だって驚いているけれどそれを酒の肴にしようとは思わないから
興奮して話している同僚達を尻目に一人あの時の事を思い出していた
入社して早20数年
私だって一応若くて初々しい時代‥
目の前でウットリと余韻に浸っている入社2年目女子みたいな・・・
って‥
自分で言っててちょっと虚しいんだけど
一応あったのよね
中学の時から都内でも指折りの進学校に通って
そのままエスカレーターで大学まで進み
経済学部を主席で卒業してほぼトップの成績で
道明寺HDに入社した私
因みにこの時の一番が副社長の秘書をしている西田で私は二番だった
あの頃は女で総合職ってまだまだ認知度が低くて
女性はいくら能力があってもいずれは結婚してって
考えが根強くて女ってだけで風当たりも
今より強かった時代だった
今が完璧かって言われるとまだまだなんだけど
あの頃よりは幾分かはマシになっている
所謂、真面目ちゃんだった私は
入社してすぐに統括事業本部なんて
なんの部署なのかよく分からない部署に配属になった
この部署は現在の社長
副社長のお母様である楓社長
あの頃は肩書きはまだ副社長だったけど
楓社長の直属の部署で社内では精鋭揃いで出世コースだと言われていて
確かに凄い人達の集まりだった
そんな中に入社したてのペイペイの総合職の女が配属されたんだから
楓社長から期待されてるんだって嬉しい気持ちと同時に
武者震いしたのを覚えている
私はそこで2年間びっちり
正に寝食を忘れて仕事に打ち込み
その後はNYへと渡った
NYで過ごしたのは15年
生き馬の目を抜く魑魅魍魎の世界で
酸いも甘いも経験し入社12年目に
楓社長の第ニ秘書となった
第一秘書は同期の西田
無愛想でニコリともしない面白味なんて皆無の男
この印象は入社以来、一貫して変わらない
ただ恐ろしく優秀で頭が切れる
長年、楓社長に付き従い全てを知る男
そんな男が私の上司になった
とは言っても他の秘書とは違い
同期って事もあって私が西田に遠慮するような事はなかったけれど
とにかく三年間びっちりと楓社長の秘書として鍛えられていた
そんな時、西田から呼び出された
当時、西田は楓社長の元を離れ
渡米してきたお坊っちゃま
今の副社長の秘書兼教育係をしていた
このお坊っちゃま‥
もとい、副社長は言わずと知れた超問題児
曲がりなりにも楓社長の秘書をしていた私の耳に入ってきていたのは
信じられない程の悪行の数々
いい印象なんて皆無
あの頃の私は道明寺はお坊っちゃまの代で潰れると本気で思っていた
そんな副社長の子守りをしていた西田から今までプライベートな付き合いは一切無い中で
突然、仕事終わりに食事に誘われて柄にも無くドキドキしていた私に
西田が差し出したのはこのままNY勤務か日本への帰国の二者択一
仕事なんか~い!
私のドキドキ返せ~!
まぁ、デートだとは思ってなかったけどさぁ
ひっさしぶりの男性と二人っきりでの食事に
ちょっとだけドキドキしてワクワクしてたのに!
あ~自分で言ってて虚しい!
そして西田の話は私の将来が大きく関係している
NYか東京
どちらにしても私自身そろそろ本格的に色々と腹を据えないといけない年齢になってきていた
楓社長の秘書は遣り甲斐がある
仕事は楽しい
NYの水も合っている
だけど日本にいる両親の年齢を考えると
そろそろ潮時なのかとも考えてしまう
一人娘の私
結婚して孫を見せてあげられたら親孝行なんだろうけど
こればっかりはね‥
一人じゃどうしようもない
だったら少しでも近くにいる方が
何かあった時にちょっとは役に立てるんじゃないかと思って
帰国する方を選んだんだけど
西田が私にくれた情報は物凄く少なくて
帰国したら営業本部に配属になる事と
2年後に入社してくる牧野つくしという女性の指導係となり
一人前に育てる事と社内での人間関係に気を配る事と
移動は一ヶ月後って事ぐらい
で、後は社長案件だから一切の口外は無用
ってだけで
言うだけ言うと時間がないからと
デザートも食べずに帰って行った
今、思い出しても腹が立つ事が一つ
あいつ私に一言も聞かなかった
今、恋人はいるのか?
とか
退社予定はないのか?
とか
一切聞かないで
当たり前のように二者択一を提示しただけ
まぁ、西田の事だから私に恋人がいないことも
退社の予定もなにも無い事は前もって調べた上での行動なんだろうけど
一言ぐらいあってもいいんじゃない?!
このお話し少し続きます。🎵

応援ありがとうございます。
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