パパはおんぞうし? 25
こんばんは。🎵
本日は久しぶりの『パパはおんぞうし』です。🎶
相変わらずの司パパと子供達を楽しんで頂ければ・・💕
それではどうぞ~✴
私信です
葉○様
こんばんは。🎵
コメントありがとうございます❗
楽しんでいただけて嬉しいです🎵😍🎵
引いちゃいますよねぇ~✴
あきら君の反応は正常だと思いますが
司君なので・・彼はこれでも気を使った方だと思っているかも・・(笑)
「どーちゃ~ん~!」
「パーパっ!」
「あ゛~ぎゃ!」
2月に入ってすぐ柊がインフルエンザに罹かり
看病していたつくしもインフルエンザだと診断されて
我が家は大ピンチだ!
柊は38度台の熱が3日続き
つくしも一日遅れで発熱し二人同時に隔離生活に入ってしまった
残されたのは下の三人と俺
幸い他には移らなかったが
分かるだろ?
俺一人じゃ流石に三人はムリだ!
幸い屋敷だから人手はある
タマもいるし他にも子育て経験のあるメイドもいるから
助かってはいるけれど・・
夕べ辺りから三人が三人共に
合わせたように機嫌が悪く
ずっとぐずぐずだ
まだ幼児の蒼が愚図るのは分かる
いつもつくしにべったりでこんなにも長い時間
顔も見ず過ごした事がなかったから
愚図って世話が焼けるのは分かるが
蓮と紬までがぐずぐずでそれを三人同時にやられると
流石にお手上げ状態で朝からタマも呆れる程
何も前に進まない
つくしがこんな状態だから食事は屋敷のシェフが作り
自室のダイニングではなく屋敷のダイニングで食べている
自室からダイニングへと移動するだけでも一苦労で
三人共に自分で歩こうとしない
紬ぐらい歩いてくれと思うけど
ここで強く言ってヘソを曲げられたら
紬が一番厄介だからあまり強くは言えず
結局、ダイニングに行くだけなのに
まず蒼を抱っこ紐で前抱きにして
紬を背負い蓮を脇に抱えてダイニングまで移動した
朝から疲れる~
まだ着替えてもねぇし
こいつらを学校に送り出す頃には
一日分のエネルギーを使い果たしてそうだ
そんな三人を運んでダイニングへと入って行くと
朝食中の親父とお袋と目が合った
チッ!
いたのかよ!?
この二人
今までほとんど二人揃って日本の屋敷に居たことがないくせに
俺達が屋敷に戻ってきた頃から頻繁に帰国してくるようになって
今じゃ月の半分程はどちらかが居やがる!
抱っこ紐で蒼を抱き紬を背負い
蓮を抱えてダイニングに入って来た俺を見ても
大して驚いている風ではなく
お袋が当たり前のように近付いてきて
抱っこ紐から蒼を抜き取り親父の横に座った
お袋の腕に移った蒼は一瞬だけ驚いた顔をしていたが
自分を抱いているお袋の顔を見ると
すぐにまた愚図り始めた
"あらあら今日はご機嫌が斜めですね"
なんて昔じゃ考えられない優しい声で
隣に座る親父と二人で蒼の顔を覗き込んでいて
少しは慣れたとはいえ昔からすれば有り得ない
その光景に苦いものが込み上げてくる
背中の紬を右に脇に抱えていた蓮を左に
俺を挟むように座らせるとすぐに食事が目の前に並べられたが
二人共にこんな物食べたくないと口を揃えて
食べようとしない
「夕べ自分で食べたい物頼んでただろ?
我が儘言わずさっさと食えよ!」
「やだ!」
「おれも これ くいたくねぇ!」
夕べ、夕食後にシェフに"明日の朝食に食べたい物はございますか?"と聞かれ
紬はパンケーキとイチゴのデザートをリクエストし
蓮はタマゴサンドとコーンスープをリクエストしていて
その通りの物が目の前に並べられているにも関わらず
二人共に嫌だの一点張り
「ほら!時間ねぇーぞ!
まだ着替えもしてねぇーんだから
さっさと食えって!」
「やーだ!つむは今日は学校休む!」
「おれも いかねぇ!」
「んでだよ?!」
「だってママがいないから髪の毛お団子に出来ないんだもん!
だから行かない!」
「おれも しゅくだい すんの わすれたから やすむぞ!」
「蓮!お前は先生に怒られろ!
つむは後でパパがしてやるからそれでいいだろ!?」
「え~パパじゃぜぇ~たいにムリだから!」
「おれも おこられんの ムリだぞ!とーちゃん!」
「ムリじゃねぇ!
とにかくさっさと食えって!
話はそれからだ!お前らいい加減にしとかねぇとお母さんに言うぞ!」
「パパ最悪!」
「ひきょうだぞ!とーちゃん!」
「最悪じゃねぇーし卑怯でもねぇ!
さっさと食え!」
そこまで言うとやっと観念したのか
渋々食べ始めた二人
まだ今日が始まったばかり

応援ありがとうございます。
本日は久しぶりの『パパはおんぞうし』です。🎶
相変わらずの司パパと子供達を楽しんで頂ければ・・💕
それではどうぞ~✴
私信です
葉○様
こんばんは。🎵
コメントありがとうございます❗
楽しんでいただけて嬉しいです🎵😍🎵
引いちゃいますよねぇ~✴
あきら君の反応は正常だと思いますが
司君なので・・彼はこれでも気を使った方だと思っているかも・・(笑)
「どーちゃ~ん~!」
「パーパっ!」
「あ゛~ぎゃ!」
2月に入ってすぐ柊がインフルエンザに罹かり
看病していたつくしもインフルエンザだと診断されて
我が家は大ピンチだ!
柊は38度台の熱が3日続き
つくしも一日遅れで発熱し二人同時に隔離生活に入ってしまった
残されたのは下の三人と俺
幸い他には移らなかったが
分かるだろ?
俺一人じゃ流石に三人はムリだ!
幸い屋敷だから人手はある
タマもいるし他にも子育て経験のあるメイドもいるから
助かってはいるけれど・・
夕べ辺りから三人が三人共に
合わせたように機嫌が悪く
ずっとぐずぐずだ
まだ幼児の蒼が愚図るのは分かる
いつもつくしにべったりでこんなにも長い時間
顔も見ず過ごした事がなかったから
愚図って世話が焼けるのは分かるが
蓮と紬までがぐずぐずでそれを三人同時にやられると
流石にお手上げ状態で朝からタマも呆れる程
何も前に進まない
つくしがこんな状態だから食事は屋敷のシェフが作り
自室のダイニングではなく屋敷のダイニングで食べている
自室からダイニングへと移動するだけでも一苦労で
三人共に自分で歩こうとしない
紬ぐらい歩いてくれと思うけど
ここで強く言ってヘソを曲げられたら
紬が一番厄介だからあまり強くは言えず
結局、ダイニングに行くだけなのに
まず蒼を抱っこ紐で前抱きにして
紬を背負い蓮を脇に抱えてダイニングまで移動した
朝から疲れる~
まだ着替えてもねぇし
こいつらを学校に送り出す頃には
一日分のエネルギーを使い果たしてそうだ
そんな三人を運んでダイニングへと入って行くと
朝食中の親父とお袋と目が合った
チッ!
いたのかよ!?
この二人
今までほとんど二人揃って日本の屋敷に居たことがないくせに
俺達が屋敷に戻ってきた頃から頻繁に帰国してくるようになって
今じゃ月の半分程はどちらかが居やがる!
抱っこ紐で蒼を抱き紬を背負い
蓮を抱えてダイニングに入って来た俺を見ても
大して驚いている風ではなく
お袋が当たり前のように近付いてきて
抱っこ紐から蒼を抜き取り親父の横に座った
お袋の腕に移った蒼は一瞬だけ驚いた顔をしていたが
自分を抱いているお袋の顔を見ると
すぐにまた愚図り始めた
"あらあら今日はご機嫌が斜めですね"
なんて昔じゃ考えられない優しい声で
隣に座る親父と二人で蒼の顔を覗き込んでいて
少しは慣れたとはいえ昔からすれば有り得ない
その光景に苦いものが込み上げてくる
背中の紬を右に脇に抱えていた蓮を左に
俺を挟むように座らせるとすぐに食事が目の前に並べられたが
二人共にこんな物食べたくないと口を揃えて
食べようとしない
「夕べ自分で食べたい物頼んでただろ?
我が儘言わずさっさと食えよ!」
「やだ!」
「おれも これ くいたくねぇ!」
夕べ、夕食後にシェフに"明日の朝食に食べたい物はございますか?"と聞かれ
紬はパンケーキとイチゴのデザートをリクエストし
蓮はタマゴサンドとコーンスープをリクエストしていて
その通りの物が目の前に並べられているにも関わらず
二人共に嫌だの一点張り
「ほら!時間ねぇーぞ!
まだ着替えもしてねぇーんだから
さっさと食えって!」
「やーだ!つむは今日は学校休む!」
「おれも いかねぇ!」
「んでだよ?!」
「だってママがいないから髪の毛お団子に出来ないんだもん!
だから行かない!」
「おれも しゅくだい すんの わすれたから やすむぞ!」
「蓮!お前は先生に怒られろ!
つむは後でパパがしてやるからそれでいいだろ!?」
「え~パパじゃぜぇ~たいにムリだから!」
「おれも おこられんの ムリだぞ!とーちゃん!」
「ムリじゃねぇ!
とにかくさっさと食えって!
話はそれからだ!お前らいい加減にしとかねぇとお母さんに言うぞ!」
「パパ最悪!」
「ひきょうだぞ!とーちゃん!」
「最悪じゃねぇーし卑怯でもねぇ!
さっさと食え!」
そこまで言うとやっと観念したのか
渋々食べ始めた二人
まだ今日が始まったばかり

応援ありがとうございます。
スポンサーサイト