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山口香の社長案件 4

こんばんは。🎵
本日も『山口香の社長案件』です。🎶
このお話しは一旦終了です。🎵
明日からはつくしちゃんBD2020あのあとどうなった?が始まります。😆
そしてあのあとどうなった?が一段落したらまた社長案件へと戻ってくるという流れなっております。
BD話をどこまで引っ張るんだ?!とお思いだと思いますがもうしばらくお付き合いいただければ幸いです。💕

それではどうぞ~✴

昨日のお話しの最後に小さく呟いた一言に沢山のコメントありがとうございました。😆
まだ思案中なのですが色々なご意見を頂きどういう形になるか分かりませんが
皆さまに楽しんで頂ければと考えております。
まずは現在脳内ある妄想を形にしたいと思います。🎵


私信です
葉○様
こんばんは😃🌃
コメントありがとうございます。😆
西田さん‥香さんで遊んでると思うのですが‥(笑)
司君の思い通りに進んでおります❗💕
そして小さな呟きに反応ありがとうございます❗🎵


y○mm○yu○my様
こんばんは😃🌃
コメントありがとうございます。😆
お話し楽しんで頂きありがとうございます❗💕
ムフフ♥思案中ですので楽しみにお待ち頂ければ嬉しいです🎵😍🎵


ゆ○様
こんばんは🌙😃❗
コメントありがとうございます。😆
呟きに反応ありがとうございます。🎶
私も幸せなつかつくが一番なのですが
何故かたま~に違うCPのお話しが浮かんできてしまいます。
まだどういう形にするか思案中ですが
これからもお付き合いいただければ嬉しいです🎵😍🎵










「はい、一応は。
副社長がご説明されているはずですよ」

「へぇ~意外」

「何が意外なのですか?」

何がってね‥

たった数年だけど彼女の仕事ぶりを間近で見てきた人間としては
結婚して家庭に入って大人しく奥さんしてるタイプには見えなかった

まぁ、相手が副社長だから金銭的な面での心配はないだろうけど
私も行った事があるけれどあの宮殿のようなお屋敷で
じっとしていられるタイプじゃないと思ったから
意外だって言葉が口から突いて出た

「何がって‥牧野ちゃんって専業主婦ってタイプじゃないから」

「専業主婦ではありませんよ」

「でも仕事する時間ないんでしょ?」

「はい、今までのような形態での仕事はありませんが
お屋敷の事など全般全てをこれからは牧野様にお任せする事になりますし
何より副社長が海外など長期で出張に出られる際には
牧野様にもご同行いただかねばいけませんから」

「なにそれ?」

「副社長のご希望ですよ」

「要はお坊っちゃまのお守り係ってわけね」

「その表現は些か語弊がありますが概ねそんなところです。
なにしろ牧野様がお側に居られる方が副社長の仕事が捗りますので」

「ふ~ん‥それで?
私はお役ごめんなわけ?」

「いいえ、あなたにも牧野様と一緒にメープルに移動していただきます。
肩書きは一応、部長補佐となりますが部下やデスクはありません。
これからは牧野様の秘書兼話し相手をお願いします」

「秘書兼話し相手?
が、業務内容なの?」

「はい、立派な業務です」

「それって具体的に何するわけ?」

「私がしている事と同じですが、
一番にお願いしたいのは牧野様のメンタル面のフォローです。
お屋敷内では使用人頭のタマ様を始め皆さん牧野様を慕われておりますが
一歩外に出れば牧野様に対して心無い言葉や態度を取られる方々がいらっしゃいますが
牧野様は副社長に心配を掛けまいとそれらを隠される傾向がありますので
あなたにはそれらを上手く掬い上げていただきたいのです」

確かに‥

今まで牧野ちゃんから愚痴や陰口を聞いたことがない

私なんてすぐに面と向かって言っちゃうタイプだから
上司には煙たがられるんだけどね

牧野ちゃんはどんな嫌な奴にでも優しいから
厄介な仕事を押し付けられてる所を何度も見ていた

まぁ、あんまり酷い時は私がしゃしゃり出て行ってガツンとやってたりもしてたけど
とにかく側で見ていてちょっとイラッとくるぐらいのお人好しさんだから
西田の言わんとしている事も納得出来た

「私は試験に合格したってわけね」

「試験などしてませんよ」

「ねぇ?もし私が期待外れだったらどうなってたわけ?」

「最初から期待外れな方を選んだりしませんが
まぁ、もし期待外れだった場合は
あなたを押した私共々何処かに飛ばされていたかもしれませんね」

「そう、もし飛ばされるんなら暖かい所がいいわね」

「分かりました。社長にはそう伝えておきます。
とにかく来年も宜しくお願い致します」

「お願いされました」

数年来の社長案件と言う名の謎は解けたけれど
どうやら西田との腐れ縁はまだまだ続くらしい


その後は一応、当初の約束通り
自宅まで送ってくれたわよ

運転手さんがね・・・

ラウンジで話が終わったら間髪入れず当たり前のように現地解散

"お会計は済んでいますのでご心配なく。
下に車が待っていますのでそれで帰って下さい。
それから明日は7時にお迎えに上がりますので"

それだけ告げるとさっさと一人でラウンジから出て行ってしまった西田

な、なに?

ここにきてまた放置プレイなの?

イヤイヤ!

今はそんな事気にしてる場合じゃないのよ!

明日?

7時?

朝のよね?

当たり前か・・・

迎えに来るって?

どういうこと?

休みじゃないの?

あたしの年末年始は?

どこ行くわけ?

何するの?

ま、まさか!

西田と・・´!

有り得ない可能性に一瞬
西田の笑った顔が浮かんできて・・・

んなわけないか!

ブンブンと頭を振って脳内から奴を追い出す!

で、結局なんなのよ~!

与えられた情報量が少なすぎて
師走のメープルのラウンジで
いい年の女がプチパニック

ハァ~

まっいっか!

考えたって分からないものは分からない

帰ろ

帰って

とりあえず化粧落とそ

でもって

寝よ







応援ありがとうございます。
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kirakira
Posted bykirakira

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