Emergency 9
こんにちは。
沢山の方に訪問いただきありがとうございます。\(^-^)/
頂いたメッセージには全て目を通し
一人ニヤニヤしております❗(笑)
ありがとうございます。🎵
本日は『emergency』です🎶
それではどうぞ~✴
私信です。
パス希望でコメントくださった
さ○子○マ様、メールが戻ってきてしまっております。
迷惑メールフィルタにブロックされている可能性がありますので
再度ご連絡くださいませ。m(__)m
現在、頂いているご連絡には全て返信済みですが、
私まだよ~って方がいらっしゃいましたらお手数ですが再度ご連絡をお願いいたします。m(__)m
それぞれが勝手知ったるお屋敷なので
ゆったりと自由に・・
かな~り自由にくつろぎ始めている
早く時間が過ぎろ~~
もう!
西門さんってかなりねちっこいのよね!
さっきからず~っと私に嫌味を言い続けてるんだもん!!
ちょうどいい機会だからお前が失踪中の司の様子を教えといてやるよ!
なんてわざと失踪中ってとこを強調しないでよね!!
「私は失踪なんてしてません!!」
「世間ではお前は超・ 大金持ちの男から逃げた失踪女って事になってんだよ!」
いつからそんな事になってんのよ!
変なレッテル貼らないでよ・・
私・・もう外歩けないじゃない・・
もう!本当にねちっこいんだから!!
西門さんってこんな性格だったっけ?
かれこれ5年の付き合いになるけど・・
ここにきて彼に対する印象が変わってきた・
私の隣に腰を下ろし
ワインを飲みながら西門さんがそれはもう嫌味ったらしく
大げさに身振り手振りを交えて語ってくれた話しによると
どうやら司は私へのクリスマスプレゼントを西門さんに託したらし
どうして西門さんなのかって・・
それは彼が私の事を女だと思ってないかららしい
司にとって花沢類は一番警戒すべき相手でクリスマスに
私と二人っきりにするなんて選択肢はあり得ないし
そして美作さんにも花沢類ほどではないが警戒心を抱いているようで・・
司曰く
“あきらも油断ならねぇー”らしいのだが・・
それこそあり得ないでしょ?
全く、何処までもおバカなんだから!!
だけどそんな理由でクリスマスに私へのプレゼントを配達するという大役を
担ってしまった西門さんは遠い海の向こうから電話越しに
アレやコレやと指示を出す司の言うとおりに私のアパート前で
私の帰りを待ってくれていたらしい
だけどその時、私はすでに病院に居て
何時まで待っても帰って来ないし携帯を鳴らしても
電源が切られていて連絡が取れないし
時間的に言ってもバイトはとっくに終わってる時間だったから
もしかしたら帰宅途中で何かあったのかと思い
アパートから最寄駅までの道を私の姿を探して往復してくれていた
う~ん・・心配かけちゃったんだね・・
やっぱ彼が怒るのも無理ないかも・・
だけどこんなに至近距離でギロリと睨みつけたまま
説明という名の嫌味にこうやって大人しく耳を傾けてるんだから
いい加減許してくれてもいいじゃない!!
幾ら待っても帰って来ないし駅までの道を往復しても私と出会わな くて
そうこうしている内に終電も無くなり
さすがに不安になった西門さんが電話を掛けた相手が美作さんで
美作さんは花沢類を疑ったらしく
こうして西門さんから美作さんへ
美作さんから花沢類へと
私の失踪(?)が伝えられた
この間も西門さんの携帯には彼から何度も連絡が入っていて
私の居所が掴めないことをとうとう誤魔化しきれなくなったのが
こちらの真夜中3時過ぎで
その後はもう電話の向こうで怒鳴りまくる彼と
彼の通報によって駆けつけた警察とで大騒ぎだったらしい
まず詳しい状況を聞かせてくださいと言葉は丁寧だが
有無を言わせない口調で警察の事情聴取を受けたのが西門さんで
その後は順番に美作さんに花沢類、そして私の両親や弟
それからバイト先の関係者など
私と関わりのある人は片っ端から事情を聞かれたみたい・・
知らなかった・・
いや・・出きれば知りたくなかった・・
もう!本当に表歩けないじゃない!!
どうしてくれんのよ!!
その後、NYでの仕事を急遽切り上げて・・って
彼のスケジュールを簡単に変更できるわけはないから
かなり強引なやり方なのは予想がつくけど
大急ぎで日本に帰国した彼は
捜査本部を道明寺財閥のそれも自分のオフィスへと移し
捜査の陣頭指揮を執っていたらしい・・
きっと警察の人たちはすっごく迷惑だったんだろうな・・
それでも最初の内はF3も私と連絡が取れない事をそう不安には思っていなかったみたいで
私の事だからその内ひょっこり現れて一件落着・・ って思っていたのだが
予想に反して翌日の昼になっても連絡が取れず
アパートに帰った形跡も無く
バイト先にも現れないので
この辺りからどうやら本気で心配し始めたみたい・・
いっこうに私の居場所に関して手がかりが得られない中
F3も警察も手をこまねいていただけではなく
秘密裏に捜査は進められていた
その一環として私の部屋に鑑識係の人たちが入ったらしく
争ったような形跡は無いか
不審な指紋は残っていないか
持ち出された物はないか
などなど
あの狭い大した荷物を置いていない部屋を隅から隅まで調べつくした
・・って!
鑑識って!!
そんなの聞いてないわよー!!
もう!
信じらんない!!
部屋を調べたって事は・・・
冷蔵庫の中もタンスの中もぜ~んぶ見たって事よね・・?
は、恥ずかしい・・
これでも一応女の子なんだから!!
部屋にわんさかと知らない人に入られていい気なんてしないわよ! !
もう!本当にあのバカ男!!
帰ってきたらぶん殴ってやる!!
そう思ったところにちょうど本人が帰ってきたから
リビングに彼の姿が見えた瞬間
とりあえず手元にあったクッションを彼めがけて投げた

応援ありがとうございます。
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ありがとうございます。🎵
本日は『emergency』です🎶
それではどうぞ~✴
私信です。
パス希望でコメントくださった
さ○子○マ様、メールが戻ってきてしまっております。
迷惑メールフィルタにブロックされている可能性がありますので
再度ご連絡くださいませ。m(__)m
現在、頂いているご連絡には全て返信済みですが、
私まだよ~って方がいらっしゃいましたらお手数ですが再度ご連絡をお願いいたします。m(__)m
それぞれが勝手知ったるお屋敷なので
ゆったりと自由に・・
かな~り自由にくつろぎ始めている
早く時間が過ぎろ~~
もう!
西門さんってかなりねちっこいのよね!
さっきからず~っと私に嫌味を言い続けてるんだもん!!
ちょうどいい機会だからお前が失踪中の司の様子を教えといてやるよ!
なんてわざと失踪中ってとこを強調しないでよね!!
「私は失踪なんてしてません!!」
「世間ではお前は超・ 大金持ちの男から逃げた失踪女って事になってんだよ!」
いつからそんな事になってんのよ!
変なレッテル貼らないでよ・・
私・・もう外歩けないじゃない・・
もう!本当にねちっこいんだから!!
西門さんってこんな性格だったっけ?
かれこれ5年の付き合いになるけど・・
ここにきて彼に対する印象が変わってきた・
私の隣に腰を下ろし
ワインを飲みながら西門さんがそれはもう嫌味ったらしく
大げさに身振り手振りを交えて語ってくれた話しによると
どうやら司は私へのクリスマスプレゼントを西門さんに託したらし
どうして西門さんなのかって・・
それは彼が私の事を女だと思ってないかららしい
司にとって花沢類は一番警戒すべき相手でクリスマスに
私と二人っきりにするなんて選択肢はあり得ないし
そして美作さんにも花沢類ほどではないが警戒心を抱いているようで・・
司曰く
“あきらも油断ならねぇー”らしいのだが・・
それこそあり得ないでしょ?
全く、何処までもおバカなんだから!!
だけどそんな理由でクリスマスに私へのプレゼントを配達するという大役を
担ってしまった西門さんは遠い海の向こうから電話越しに
アレやコレやと指示を出す司の言うとおりに私のアパート前で
私の帰りを待ってくれていたらしい
だけどその時、私はすでに病院に居て
何時まで待っても帰って来ないし携帯を鳴らしても
電源が切られていて連絡が取れないし
時間的に言ってもバイトはとっくに終わってる時間だったから
もしかしたら帰宅途中で何かあったのかと思い
アパートから最寄駅までの道を私の姿を探して往復してくれていた
う~ん・・心配かけちゃったんだね・・
やっぱ彼が怒るのも無理ないかも・・
だけどこんなに至近距離でギロリと睨みつけたまま
説明という名の嫌味にこうやって大人しく耳を傾けてるんだから
いい加減許してくれてもいいじゃない!!
幾ら待っても帰って来ないし駅までの道を往復しても私と出会わな くて
そうこうしている内に終電も無くなり
さすがに不安になった西門さんが電話を掛けた相手が美作さんで
美作さんは花沢類を疑ったらしく
こうして西門さんから美作さんへ
美作さんから花沢類へと
私の失踪(?)が伝えられた
この間も西門さんの携帯には彼から何度も連絡が入っていて
私の居所が掴めないことをとうとう誤魔化しきれなくなったのが
こちらの真夜中3時過ぎで
その後はもう電話の向こうで怒鳴りまくる彼と
彼の通報によって駆けつけた警察とで大騒ぎだったらしい
まず詳しい状況を聞かせてくださいと言葉は丁寧だが
有無を言わせない口調で警察の事情聴取を受けたのが西門さんで
その後は順番に美作さんに花沢類、そして私の両親や弟
それからバイト先の関係者など
私と関わりのある人は片っ端から事情を聞かれたみたい・・
知らなかった・・
いや・・出きれば知りたくなかった・・
もう!本当に表歩けないじゃない!!
どうしてくれんのよ!!
その後、NYでの仕事を急遽切り上げて・・って
彼のスケジュールを簡単に変更できるわけはないから
かなり強引なやり方なのは予想がつくけど
大急ぎで日本に帰国した彼は
捜査本部を道明寺財閥のそれも自分のオフィスへと移し
捜査の陣頭指揮を執っていたらしい・・
きっと警察の人たちはすっごく迷惑だったんだろうな・・
それでも最初の内はF3も私と連絡が取れない事をそう不安には思っていなかったみたいで
私の事だからその内ひょっこり現れて一件落着・・ って思っていたのだが
予想に反して翌日の昼になっても連絡が取れず
アパートに帰った形跡も無く
バイト先にも現れないので
この辺りからどうやら本気で心配し始めたみたい・・
いっこうに私の居場所に関して手がかりが得られない中
F3も警察も手をこまねいていただけではなく
秘密裏に捜査は進められていた
その一環として私の部屋に鑑識係の人たちが入ったらしく
争ったような形跡は無いか
不審な指紋は残っていないか
持ち出された物はないか
などなど
あの狭い大した荷物を置いていない部屋を隅から隅まで調べつくした
・・って!
鑑識って!!
そんなの聞いてないわよー!!
もう!
信じらんない!!
部屋を調べたって事は・・・
冷蔵庫の中もタンスの中もぜ~んぶ見たって事よね・・?
は、恥ずかしい・・
これでも一応女の子なんだから!!
部屋にわんさかと知らない人に入られていい気なんてしないわよ! !
もう!本当にあのバカ男!!
帰ってきたらぶん殴ってやる!!
そう思ったところにちょうど本人が帰ってきたから
リビングに彼の姿が見えた瞬間
とりあえず手元にあったクッションを彼めがけて投げた

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