正しい猛獣のしつけかた 4
こんばんは。🎵
遅くなってごめんなさいm(__)m
本日は『正しい猛獣のしつけかた』です。🎶
それではどうぞ～✴
私信です
葉○様
こんばんは～✴
コメントありがとうございます❗👋😆🎶✨
ムフフ♥楽しんで頂けて嬉しいです❗💕
今回は親子でつくしちゃん包囲網を敷いているようです。🎵
一つご相談です。
最後、記憶が戻る？戻らないまま？どちらがいいですか？🌠
意識が戻ってすぐの頃
記憶が無くてまだ混乱していた頃にね
病室でたまたま類と二人だけって時があったの
その頃のあたしはＦ４のことは知っているけれど
ただ一方的に知っているってだけだと思っていた
あの学園に通ってるんだから
彼らのことを知らない人なんていないでしょ
ぐらいの感じだった
だけど彼らのあたしに対する態度は
あたしの感覚より遥かに上を行っていて
名前を呼ばれる度にドキドキしていた
そんな花沢さんと病室で二人っきり
特に何も話さない花沢さん
フラリと病室に現れて“まーきの、具合はどう？”
“う、うん・・だ、大丈夫・・です”
それだけで会話終了
アッサリ過ぎる会話の後
沈黙が支配する病室
花沢さんは大して気にしている様子はなかったけれど
ドキドキして間がもたなかったあたしは
思い切って彼に話掛けてみたの
“皆さんはあたしと道明寺さんが付き合ってたって言ってたけど
あたしは彼のことをなんて呼んでたの？”
って聞いてみたの
そしたらね
“司のことは道明寺って呼び捨てにしてたけどあんたとも呼んでた。
それに司も牧野のことは牧野って呼び捨てだった”
“・・お互い呼び捨てだったんですか？”
“ん、ちなみに総二郎のことは西門さんで
あきらは美作さん、それから俺のことは類って呼んでた”
“あたし・・は、花沢さんのことだけ
下の名前で呼んでたんですか？！”
“そっ、俺と牧野はソウルメイトだからね。だから呼んでみてよ”
“・・えっ・・でも・・”
ソウルメイトに戸惑うあたしに
“いいから、呼んで”
と迫ってくる花沢さん
綺麗な顔を鼻先につきつけられて
“////////・・は、はい・・る、るぃ”
請われて呼んだ彼の名前
“ん、上出来”
なんてニッコリされて恥ずかしくて
真っ赤になった顔を隠したくて俯いたあたしのつむじにキスして
颯爽と病室から出て行った類
それ以降、あたしが彼を呼ぶ時は類に定着
初めて道明寺の前で彼のことを類って呼んだ時
道明寺は烈火の如く怒って以前のあたしは類なんて呼んだことなくて
ずっと花沢類ってフルネームで呼んでたって大暴れしてたんだけどね
それ以来、ずっと類って呼んでいる
だって類って呼ばないと返事もしてくれないし
怒ってわざと道明寺の目の前で
抱きついてきたりキスしてきたりするんだもの！
その度にあたしはドギマギしちゃって
道明寺は大暴れするから美作さんと西門さんから
花沢さんは類、道明寺は司って呼べと言われたんだけど
未だに道明寺は道明寺のまま
だって恥ずかしいんだもん・・
退院して１ヶ月後に学校に復帰してから
あたしの毎日はまさにサバイバル
大学生のはずの道明寺が毎日あたしについて高等部にやってくる
それだけで大騒ぎなのにあたしについて教室まで入ってきて
授業中もずっと隣にいて周囲を威嚇するもんだから
教室内には有り得ない程の緊張感が漂っていた
道明寺が睨みを効かせてくれていたお陰で
あたしに嫌味言ってくる人も
変に絡んでくる人もいないから
そこだけは助かってはいたけれど
とにかく大学生になったのに一度も自分の講義には出席しなかった道明寺
まぁ、他の三人も来てはいるけれどって感じで
道明寺と同じような状態だったけど
それで全員、進級出来ているなんて
この学校大丈夫なの？！
で、あたしもこの春から晴れて大学生
体調はすっかり元通り
だからね
ずっとお屋敷でお世話になってるのも
なんだか違う気もするから
そろそろ一人暮らししたいって言ったんだけど
道明寺にあっさりと却下されてしまった
ある意味、予想通りなんだけど
言い争うあたし達に美作さん達は呆れている
あたしが大学部に進んだこの春から
Ｆ４のたまり場が今までの高等部のラウンジから
大学部内にあるラウンジに移った
ここもわざわざ改装させたらしいんだけど
以前よりも広くゆったりとソファーが配されていて
ビリヤード台にグランドピアノまで置かれていて
おまけにバーカウンターまである
初めてここに連れて来られた時は
彼らはなにしに学校に来てるのかしら？って
ちょっとだけ真剣に悩んじゃった
そんなラウンジで険悪なあたしと道明寺
２年生になったＦ4はそれぞれに社会に出るべく準備を始めていて
以前ほどここで四人が顔を合わせる機会は減ってきている
道明寺にしてもお母さんの秘書だった西田さんが
正式に彼の秘書兼教育係として付いていて
夕べだって“勝手に俺のスケジュール入れんじゃねえ！”とか怒鳴っていたし
来週は美作さんはイギリスに行くって言ってたし
西門さんは家元について九州だって言っていたし
類も近いうちにイタリアに行くって言っていた
みんなそれぞれが自分の進むべき道に
新しい一歩を踏み出しているのに
あたしだけ・・・
いつまでも甘えてはいられない
高い学費を出してもらってるんだから
学業が第一でちゃんと通わなきゃって思っているけど
自分で出来ることは自分で頑張りたい
そう思ってのことだったのに
取り付く島もなしってこういうことだと思うの
怒ってばかりで全く話を聞いてくれない道明寺じゃラチがあかないと思って
思い切って道明寺のお母さんに直談判したの・・・
その結果がね・・・
応援ありがとうございます。
遅くなってごめんなさいm(__)m
本日は『正しい猛獣のしつけかた』です。🎶
それではどうぞ～✴
私信です
葉○様
こんばんは～✴
コメントありがとうございます❗👋😆🎶✨
ムフフ♥楽しんで頂けて嬉しいです❗💕
今回は親子でつくしちゃん包囲網を敷いているようです。🎵
一つご相談です。
最後、記憶が戻る？戻らないまま？どちらがいいですか？🌠
意識が戻ってすぐの頃
記憶が無くてまだ混乱していた頃にね
病室でたまたま類と二人だけって時があったの
その頃のあたしはＦ４のことは知っているけれど
ただ一方的に知っているってだけだと思っていた
あの学園に通ってるんだから
彼らのことを知らない人なんていないでしょ
ぐらいの感じだった
だけど彼らのあたしに対する態度は
あたしの感覚より遥かに上を行っていて
名前を呼ばれる度にドキドキしていた
そんな花沢さんと病室で二人っきり
特に何も話さない花沢さん
フラリと病室に現れて“まーきの、具合はどう？”
“う、うん・・だ、大丈夫・・です”
それだけで会話終了
アッサリ過ぎる会話の後
沈黙が支配する病室
花沢さんは大して気にしている様子はなかったけれど
ドキドキして間がもたなかったあたしは
思い切って彼に話掛けてみたの
“皆さんはあたしと道明寺さんが付き合ってたって言ってたけど
あたしは彼のことをなんて呼んでたの？”
って聞いてみたの
そしたらね
“司のことは道明寺って呼び捨てにしてたけどあんたとも呼んでた。
それに司も牧野のことは牧野って呼び捨てだった”
“・・お互い呼び捨てだったんですか？”
“ん、ちなみに総二郎のことは西門さんで
あきらは美作さん、それから俺のことは類って呼んでた”
“あたし・・は、花沢さんのことだけ
下の名前で呼んでたんですか？！”
“そっ、俺と牧野はソウルメイトだからね。だから呼んでみてよ”
“・・えっ・・でも・・”
ソウルメイトに戸惑うあたしに
“いいから、呼んで”
と迫ってくる花沢さん
綺麗な顔を鼻先につきつけられて
“////////・・は、はい・・る、るぃ”
請われて呼んだ彼の名前
“ん、上出来”
なんてニッコリされて恥ずかしくて
真っ赤になった顔を隠したくて俯いたあたしのつむじにキスして
颯爽と病室から出て行った類
それ以降、あたしが彼を呼ぶ時は類に定着
初めて道明寺の前で彼のことを類って呼んだ時
道明寺は烈火の如く怒って以前のあたしは類なんて呼んだことなくて
ずっと花沢類ってフルネームで呼んでたって大暴れしてたんだけどね
それ以来、ずっと類って呼んでいる
だって類って呼ばないと返事もしてくれないし
怒ってわざと道明寺の目の前で
抱きついてきたりキスしてきたりするんだもの！
その度にあたしはドギマギしちゃって
道明寺は大暴れするから美作さんと西門さんから
花沢さんは類、道明寺は司って呼べと言われたんだけど
未だに道明寺は道明寺のまま
だって恥ずかしいんだもん・・
退院して１ヶ月後に学校に復帰してから
あたしの毎日はまさにサバイバル
大学生のはずの道明寺が毎日あたしについて高等部にやってくる
それだけで大騒ぎなのにあたしについて教室まで入ってきて
授業中もずっと隣にいて周囲を威嚇するもんだから
教室内には有り得ない程の緊張感が漂っていた
道明寺が睨みを効かせてくれていたお陰で
あたしに嫌味言ってくる人も
変に絡んでくる人もいないから
そこだけは助かってはいたけれど
とにかく大学生になったのに一度も自分の講義には出席しなかった道明寺
まぁ、他の三人も来てはいるけれどって感じで
道明寺と同じような状態だったけど
それで全員、進級出来ているなんて
この学校大丈夫なの？！
で、あたしもこの春から晴れて大学生
体調はすっかり元通り
だからね
ずっとお屋敷でお世話になってるのも
なんだか違う気もするから
そろそろ一人暮らししたいって言ったんだけど
道明寺にあっさりと却下されてしまった
ある意味、予想通りなんだけど
言い争うあたし達に美作さん達は呆れている
あたしが大学部に進んだこの春から
Ｆ４のたまり場が今までの高等部のラウンジから
大学部内にあるラウンジに移った
ここもわざわざ改装させたらしいんだけど
以前よりも広くゆったりとソファーが配されていて
ビリヤード台にグランドピアノまで置かれていて
おまけにバーカウンターまである
初めてここに連れて来られた時は
彼らはなにしに学校に来てるのかしら？って
ちょっとだけ真剣に悩んじゃった
そんなラウンジで険悪なあたしと道明寺
２年生になったＦ4はそれぞれに社会に出るべく準備を始めていて
以前ほどここで四人が顔を合わせる機会は減ってきている
道明寺にしてもお母さんの秘書だった西田さんが
正式に彼の秘書兼教育係として付いていて
夕べだって“勝手に俺のスケジュール入れんじゃねえ！”とか怒鳴っていたし
来週は美作さんはイギリスに行くって言ってたし
西門さんは家元について九州だって言っていたし
類も近いうちにイタリアに行くって言っていた
みんなそれぞれが自分の進むべき道に
新しい一歩を踏み出しているのに
あたしだけ・・・
いつまでも甘えてはいられない
高い学費を出してもらってるんだから
学業が第一でちゃんと通わなきゃって思っているけど
自分で出来ることは自分で頑張りたい
そう思ってのことだったのに
取り付く島もなしってこういうことだと思うの
怒ってばかりで全く話を聞いてくれない道明寺じゃラチがあかないと思って
思い切って道明寺のお母さんに直談判したの・・・
その結果がね・・・
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