月夜に 99
おはようございます。🎵
お引っ越しです。🎶
それではどうぞ~✴
道明寺の後について彼のオフィスへと入る
ドアを開け私の背中を軽く押し中へと促した彼
「すご~い!!」
櫻をオフィスへ招き入れると
彼女は子供のように大きな声を上げて窓へと向かって走り出した
俺のオフィスの窓は足元まで全面ガラス張りになっていて
中からは外の景色が見えるようになっているが外からは中は覗けないスモークガラスになっている
櫻は窓に両手をついて下を見下ろしている
「ねぇ、ねぇ!すごいね!
ほら見て!車があんなに小さく見える!!」
弾んだ声で子供のようにはしゃいでいる櫻
そんな彼女の笑顔を見ていたら俺の顔も緩んでくるのが分かる
こいつが俺に笑顔を見せてくれるのが嬉しくてそっと後ろから抱き締めた
抱き締めた瞬間、櫻の身体に一瞬力が入ったのが分かったが
構わずに抱き締めている腕に力を込め直し髪に顔を埋めた
「どうだ?凄いだろこの景色をお前にも見せたかったんだ」
耳元でそっと囁くと櫻が抱き締めている俺の腕を掴んで
小さく頷きながらありがとうと言った櫻
その声を聞いた瞬間、俺の中で今まで我慢していた何かが弾けたのが分かった
櫻の身体を強引にこちらへ向けると顎を掴んで顔を上へ向けさせると口唇を塞ぐと
腕の中で櫻が暴れているが構わずにキスを続けるとやがて観念したのか抵抗を止めて大人しくなった
俺はそれがOKの合図だと解釈してますます濃厚なキスを繰り返す
まぁ~そうは言ってもキスしてるのは俺一人で櫻は俺のキスに応えてはくれてないけどな・・
それでも構わずにキスを続ける俺
櫻から離れることが出来ない・・・
どれぐらいの時間そうしていたのか?
ゆっくりと繋がったままの口唇を離すとキスの余韻を楽しむように
目を閉じて優しく抱き締めていると
やっぱりと言うか
変わらないと言うか
櫻の渾身の一撃をわき腹に入った
グエッ・・!!
あまりの衝撃に一瞬、息が詰まる・・・
「なにすんだよ!痛ぇだろーが!!
ったく毎回毎回、ちょっとは手加減しろよなー!!」
「なにすんだよじゃないわよ!あんたこそ何すんのよ!?
勝手にキスしてこないでよ!!」
「どうしてだよ?!いいじゃねぇーかよ!
どうしてお前にキスすんのにいちいち許可がいるんだ?!」
「いるのよ!許可が!!
私の口唇なんだから勝手に塞がないで!!」
「じゃあ俺がキスしてもいいか聞いたらお前は素直にキスさせんのか?!」
「ヤダ!!」
「ほらみろ!それにお前は俺のもんなんだからこれからも俺がキスしたいと
思ったらするからな!覚えとけよ!それからいちいち俺を殴るな!!」
「ヤダ!私は誰のものでもないの!!」
「うるせぇーな!ちょっと黙ってろよ!!」
そう言うと彼はまた私を抱き寄せ髪に顔を埋めて耳元でそっと囁いた
"お前と雛は俺のもんなんだよ・・・"
高校生だったあの頃と変わらない彼の想いが
私の心の奥深くに眠っていた想いを刺激する
NYにいい思い出はない・・・
だけどあの頃、一人でNYまで来ようと思ったのは
彼に会いたかったから
純粋にそれだけだった・・・

応援ありがとうございます。
お引っ越しです。🎶
それではどうぞ~✴
道明寺の後について彼のオフィスへと入る
ドアを開け私の背中を軽く押し中へと促した彼
「すご~い!!」
櫻をオフィスへ招き入れると
彼女は子供のように大きな声を上げて窓へと向かって走り出した
俺のオフィスの窓は足元まで全面ガラス張りになっていて
中からは外の景色が見えるようになっているが外からは中は覗けないスモークガラスになっている
櫻は窓に両手をついて下を見下ろしている
「ねぇ、ねぇ!すごいね!
ほら見て!車があんなに小さく見える!!」
弾んだ声で子供のようにはしゃいでいる櫻
そんな彼女の笑顔を見ていたら俺の顔も緩んでくるのが分かる
こいつが俺に笑顔を見せてくれるのが嬉しくてそっと後ろから抱き締めた
抱き締めた瞬間、櫻の身体に一瞬力が入ったのが分かったが
構わずに抱き締めている腕に力を込め直し髪に顔を埋めた
「どうだ?凄いだろこの景色をお前にも見せたかったんだ」
耳元でそっと囁くと櫻が抱き締めている俺の腕を掴んで
小さく頷きながらありがとうと言った櫻
その声を聞いた瞬間、俺の中で今まで我慢していた何かが弾けたのが分かった
櫻の身体を強引にこちらへ向けると顎を掴んで顔を上へ向けさせると口唇を塞ぐと
腕の中で櫻が暴れているが構わずにキスを続けるとやがて観念したのか抵抗を止めて大人しくなった
俺はそれがOKの合図だと解釈してますます濃厚なキスを繰り返す
まぁ~そうは言ってもキスしてるのは俺一人で櫻は俺のキスに応えてはくれてないけどな・・
それでも構わずにキスを続ける俺
櫻から離れることが出来ない・・・
どれぐらいの時間そうしていたのか?
ゆっくりと繋がったままの口唇を離すとキスの余韻を楽しむように
目を閉じて優しく抱き締めていると
やっぱりと言うか
変わらないと言うか
櫻の渾身の一撃をわき腹に入った
グエッ・・!!
あまりの衝撃に一瞬、息が詰まる・・・
「なにすんだよ!痛ぇだろーが!!
ったく毎回毎回、ちょっとは手加減しろよなー!!」
「なにすんだよじゃないわよ!あんたこそ何すんのよ!?
勝手にキスしてこないでよ!!」
「どうしてだよ?!いいじゃねぇーかよ!
どうしてお前にキスすんのにいちいち許可がいるんだ?!」
「いるのよ!許可が!!
私の口唇なんだから勝手に塞がないで!!」
「じゃあ俺がキスしてもいいか聞いたらお前は素直にキスさせんのか?!」
「ヤダ!!」
「ほらみろ!それにお前は俺のもんなんだからこれからも俺がキスしたいと
思ったらするからな!覚えとけよ!それからいちいち俺を殴るな!!」
「ヤダ!私は誰のものでもないの!!」
「うるせぇーな!ちょっと黙ってろよ!!」
そう言うと彼はまた私を抱き寄せ髪に顔を埋めて耳元でそっと囁いた
"お前と雛は俺のもんなんだよ・・・"
高校生だったあの頃と変わらない彼の想いが
私の心の奥深くに眠っていた想いを刺激する
NYにいい思い出はない・・・
だけどあの頃、一人でNYまで来ようと思ったのは
彼に会いたかったから
純粋にそれだけだった・・・

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