パパはおんぞうし? 29
こんばんは。\(^-^)/
本日も『パパはおんぞうし?』です。🎶
さて蓮君どうなったのでしょう?💕
それではどうぞ~✴
私信です
m様
こんばんは😃🌃
コメントありがとうございます。😆
お待たせしてばかりなので申し訳ないです‥m(__)m
でも楽しんで頂けて嬉しいです❗👋😆🎶✨
ゆ○様
こんばんは🌙😃❗
コメントありがとうございます。\(^-^)/
お疲れ様です。🎶
私こそお待ちいただいてばかりなので気にしないでくださいね🎵
蓮君‥やっぱりじっとしていられなかったようですが
今回は一人じゃないようなのでこの先どうなるのか?
とーちゃんにバレないといいですが‥
本人も俺って天才じゃねぇ?とか言っちゃってるので
ピンチもなんのその!でとーちゃんを振り回してくれると思います❗(笑)
☆様
こんばんは🌙😃❗
コメントありがとうございます。😆
匍匐前進です❗(笑)
一応、とーちゃんの話は聞いていたようです❗😆(笑)
なので見つからないように脱出成功しましたが‥
この先、とーちゃんにバレない‥わけないですよねぇ~✴💕(笑)
クソッ!
やっぱりやりやがった!
予定より少しだけ早く会議が終了
って言っても当初の予定は2時間だったから
10分程早く終了しただけだが
オフィスのある階に到着すると
俺の第二秘書が慌てた様子で駆け寄ってきた
「司様!申し訳ございません!
蓮様が!」
額にびっしりと汗を浮かべ
かなり焦った様子の秘書
俺はこの時点ではまだ連がオフィス内で何かを壊したか
余計なところによじ登り降りられなくなっているか
ケガしたかぐらいに思っていた
壊す
登る
ケガする
は蓮の日常でやらかした範疇には入らない
だからため息をつきながらもまだ冷静で
「どうした?」
と返しただけだった
「申し訳ございません!
少し目を離したすきに蓮様がオフィスから出られたようでどこにもいらっしゃいません」
その言葉に頭を下げたままそう告げた秘書を
そのままに慌ててオフィスへと戻ると
オフィスはもぬけの殻で俺が渡しておいたタブレットが
蓮が座っていたソファーに投げ置かれていた
「出て行ったのに気付かなかったのか?!」
「申し訳ございません!
気付いたのは10分程前で
わたくしが蓮様に飲み物をお持ちした時にいらっしゃらないのに気が付きました。
ですがエレベーター前に常駐しております警備員も蓮様を見ておりませんので
フロア内にいらっしゃるのではないかと探していたところでございます」
「分かった。
とりあえず警備室に連絡して
監視カメラを確認してくれ」
「かしこまりました」
ハァ〜
ったくあいつは・・
どうして大人しく待てが出来ねぇんだ?!
ハスキー犬のトナカイでも最近ではちゃんと出来てるぞ!
慌てて警備室に連絡を入れている秘書を横目に
俺はそれほど心配はしていなかった
慣れとは怖いものだ
連の奇行に慣らされすぎて
あいつならやるなぐらいにしか思わなくなってきているし
心配はしているがあいつの身の心配ではく
行く先々で迷惑を掛けていないか心配している
好奇心の塊で人見知りせず
誰とでも臆すること会話が出来るから
迷子になったとしても誰かに気付いてもらえるまで
不安気に立ち尽くしているだけってことはない
よく言えば社交的
親の立場から見れば無鉄砲
ハラハラさせられっぱなし
この性格は絶対につくしに似たんだと思っている
俺がガキだった頃とは正反対の蓮
どちらかと言うと柊もつくしに似ていて明るく社交的
長男特有ののんびりとした性質でどんな状況になっても焦らない急がないタチで
ある意味、大物なのかもしれないが
どんなに遅刻しそうになっていてものんびりマイペースで
朝飯を食っている柊につくしの方がイライラとしている
紬は俺と言うよりは姉ちゃんに似ている
蓮とケンカになりやり込めている時の表情なんかを見ていると
ガキだった頃を思い出す
口答えなんてしようもんなら
手も足も・・
まぁ、姉ちゃんは流石に物は投げてはこなかったが
あの激しさはやっぱり姉ちゃんを思い出させる
蒼はまだ小さいから分からないが
コロコロとよく変わる表情や
よく笑う笑い声を聞いていると
どちらかと言えばやっぱりつくしに似ているように感じていて
結局、誰も俺に似てねぇ
一人ぐらい俺に似ててもいいんじゃねぇと思うけれど
姉ちゃんはよく
"あんたに似なくて良かった!つくしちゃんに感謝だわ!"
とか言っていて親父とお袋までがそれに同意しているのがちょっとムカついている
探せよ!
俺のいいところも!
「司様、警備室より監視カメラの映像を
こちらに転送していただきました」
そう言って秘書が画面をこちらに向けたPC画面
再生された映像を見ると俺がオフィスから出た
10分足らずでオフィスのドアが薄く開き
下の方から廊下の様子を伺うように顔だけだした蓮の姿が写っていた
キョロキョロと顔を左右に動かし
周囲の様子を伺っていた蓮は
やがて誰もいないのを確認したのか
姿勢を低くしたままオフィスから出てきた
重役フロアの廊下には絨毯が敷かれていて
足音は響かないようになっているが
その絨毯の上を匍匐前進で進む我が子の姿にため息が溢れる
匍匐前進のまま秘書室の前を通りすぎ
階段へと消えていった蓮
階段には監視カメラがついておらず
映像はそこで途切れてしまった
「蓮がどこの階に行ったのか確認は取れているのか?」
「はい、社員食堂のある階に行かれたようでございます」
「その映像を見せてくれ」
「畏まりました」
秘書がPCを操作して映し出されたのは
社員食堂前に設置されている監視カメラの映像で
蓮は食堂の前を通りすぎるとそのまま奥にあるドアの向こう消えた
「この向こうは何があるんだ?」
「確かこの先は社員の憩いの場として整備された空中庭園があったはずで
ビオトープが作られていたと思いますが」
そこだな・・
そういやぁ
さっき昼飯食ってる時に池がどうとか家来がどうとか言ってたな・・
「空中庭園にカメラは付いてるか?
あればリアルタイムの映像をこっちで出してくれ」
「はい、少々お待ち下さい」
秘書がPCを操作するのを横目に見ながら
この真冬にもし池に入っていたら1ヶ月おやつ抜きだ!と考えていた
「れん君!大丈夫?
危ないからそんなに乗り出さないで!」
「これぐらい だいじょーぶだぞ!」
「あっ!れん君!
落ちたらケガするし風邪ひいたら大変だからもう少しこっちに来て。
そろそろお父さんの所に戻った方がよくないかな?」
「まだ だいじょーぶだぞ!
とーちゃんは えらいひとと かいぎとかいうの してるから
じゃましちゃ ダメなんだぞ!
おっ!イモリがいるぞ!」
「あっ!その子は冬眠中だから起こさないであげてね」
「こいつ とうみん すんのか?」
「するよ。寒くなってきたらお腹いっぱいに食べて
落ち葉の裏とか石の下だとかの暖かいところで春になるのを待ってるの」
「へぇ~ まりって ものしりで すげぇな~!」
「あ、ありがとう。
あっ!そんなに乗り出さないでって!」
「だいじょーおぉーーーおちる~~!!!!」
「キャッ!れん君!!!」
ザッバーーーン!!!
「蓮!!」
「あっ!とーちゃん!」

応援ありがとうございます。
本日も『パパはおんぞうし?』です。🎶
さて蓮君どうなったのでしょう?💕
それではどうぞ~✴
私信です
m様
こんばんは😃🌃
コメントありがとうございます。😆
お待たせしてばかりなので申し訳ないです‥m(__)m
でも楽しんで頂けて嬉しいです❗👋😆🎶✨
ゆ○様
こんばんは🌙😃❗
コメントありがとうございます。\(^-^)/
お疲れ様です。🎶
私こそお待ちいただいてばかりなので気にしないでくださいね🎵
蓮君‥やっぱりじっとしていられなかったようですが
今回は一人じゃないようなのでこの先どうなるのか?
とーちゃんにバレないといいですが‥
本人も俺って天才じゃねぇ?とか言っちゃってるので
ピンチもなんのその!でとーちゃんを振り回してくれると思います❗(笑)
☆様
こんばんは🌙😃❗
コメントありがとうございます。😆
匍匐前進です❗(笑)
一応、とーちゃんの話は聞いていたようです❗😆(笑)
なので見つからないように脱出成功しましたが‥
この先、とーちゃんにバレない‥わけないですよねぇ~✴💕(笑)
クソッ!
やっぱりやりやがった!
予定より少しだけ早く会議が終了
って言っても当初の予定は2時間だったから
10分程早く終了しただけだが
オフィスのある階に到着すると
俺の第二秘書が慌てた様子で駆け寄ってきた
「司様!申し訳ございません!
蓮様が!」
額にびっしりと汗を浮かべ
かなり焦った様子の秘書
俺はこの時点ではまだ連がオフィス内で何かを壊したか
余計なところによじ登り降りられなくなっているか
ケガしたかぐらいに思っていた
壊す
登る
ケガする
は蓮の日常でやらかした範疇には入らない
だからため息をつきながらもまだ冷静で
「どうした?」
と返しただけだった
「申し訳ございません!
少し目を離したすきに蓮様がオフィスから出られたようでどこにもいらっしゃいません」
その言葉に頭を下げたままそう告げた秘書を
そのままに慌ててオフィスへと戻ると
オフィスはもぬけの殻で俺が渡しておいたタブレットが
蓮が座っていたソファーに投げ置かれていた
「出て行ったのに気付かなかったのか?!」
「申し訳ございません!
気付いたのは10分程前で
わたくしが蓮様に飲み物をお持ちした時にいらっしゃらないのに気が付きました。
ですがエレベーター前に常駐しております警備員も蓮様を見ておりませんので
フロア内にいらっしゃるのではないかと探していたところでございます」
「分かった。
とりあえず警備室に連絡して
監視カメラを確認してくれ」
「かしこまりました」
ハァ〜
ったくあいつは・・
どうして大人しく待てが出来ねぇんだ?!
ハスキー犬のトナカイでも最近ではちゃんと出来てるぞ!
慌てて警備室に連絡を入れている秘書を横目に
俺はそれほど心配はしていなかった
慣れとは怖いものだ
連の奇行に慣らされすぎて
あいつならやるなぐらいにしか思わなくなってきているし
心配はしているがあいつの身の心配ではく
行く先々で迷惑を掛けていないか心配している
好奇心の塊で人見知りせず
誰とでも臆すること会話が出来るから
迷子になったとしても誰かに気付いてもらえるまで
不安気に立ち尽くしているだけってことはない
よく言えば社交的
親の立場から見れば無鉄砲
ハラハラさせられっぱなし
この性格は絶対につくしに似たんだと思っている
俺がガキだった頃とは正反対の蓮
どちらかと言うと柊もつくしに似ていて明るく社交的
長男特有ののんびりとした性質でどんな状況になっても焦らない急がないタチで
ある意味、大物なのかもしれないが
どんなに遅刻しそうになっていてものんびりマイペースで
朝飯を食っている柊につくしの方がイライラとしている
紬は俺と言うよりは姉ちゃんに似ている
蓮とケンカになりやり込めている時の表情なんかを見ていると
ガキだった頃を思い出す
口答えなんてしようもんなら
手も足も・・
まぁ、姉ちゃんは流石に物は投げてはこなかったが
あの激しさはやっぱり姉ちゃんを思い出させる
蒼はまだ小さいから分からないが
コロコロとよく変わる表情や
よく笑う笑い声を聞いていると
どちらかと言えばやっぱりつくしに似ているように感じていて
結局、誰も俺に似てねぇ
一人ぐらい俺に似ててもいいんじゃねぇと思うけれど
姉ちゃんはよく
"あんたに似なくて良かった!つくしちゃんに感謝だわ!"
とか言っていて親父とお袋までがそれに同意しているのがちょっとムカついている
探せよ!
俺のいいところも!
「司様、警備室より監視カメラの映像を
こちらに転送していただきました」
そう言って秘書が画面をこちらに向けたPC画面
再生された映像を見ると俺がオフィスから出た
10分足らずでオフィスのドアが薄く開き
下の方から廊下の様子を伺うように顔だけだした蓮の姿が写っていた
キョロキョロと顔を左右に動かし
周囲の様子を伺っていた蓮は
やがて誰もいないのを確認したのか
姿勢を低くしたままオフィスから出てきた
重役フロアの廊下には絨毯が敷かれていて
足音は響かないようになっているが
その絨毯の上を匍匐前進で進む我が子の姿にため息が溢れる
匍匐前進のまま秘書室の前を通りすぎ
階段へと消えていった蓮
階段には監視カメラがついておらず
映像はそこで途切れてしまった
「蓮がどこの階に行ったのか確認は取れているのか?」
「はい、社員食堂のある階に行かれたようでございます」
「その映像を見せてくれ」
「畏まりました」
秘書がPCを操作して映し出されたのは
社員食堂前に設置されている監視カメラの映像で
蓮は食堂の前を通りすぎるとそのまま奥にあるドアの向こう消えた
「この向こうは何があるんだ?」
「確かこの先は社員の憩いの場として整備された空中庭園があったはずで
ビオトープが作られていたと思いますが」
そこだな・・
そういやぁ
さっき昼飯食ってる時に池がどうとか家来がどうとか言ってたな・・
「空中庭園にカメラは付いてるか?
あればリアルタイムの映像をこっちで出してくれ」
「はい、少々お待ち下さい」
秘書がPCを操作するのを横目に見ながら
この真冬にもし池に入っていたら1ヶ月おやつ抜きだ!と考えていた
「れん君!大丈夫?
危ないからそんなに乗り出さないで!」
「これぐらい だいじょーぶだぞ!」
「あっ!れん君!
落ちたらケガするし風邪ひいたら大変だからもう少しこっちに来て。
そろそろお父さんの所に戻った方がよくないかな?」
「まだ だいじょーぶだぞ!
とーちゃんは えらいひとと かいぎとかいうの してるから
じゃましちゃ ダメなんだぞ!
おっ!イモリがいるぞ!」
「あっ!その子は冬眠中だから起こさないであげてね」
「こいつ とうみん すんのか?」
「するよ。寒くなってきたらお腹いっぱいに食べて
落ち葉の裏とか石の下だとかの暖かいところで春になるのを待ってるの」
「へぇ~ まりって ものしりで すげぇな~!」
「あ、ありがとう。
あっ!そんなに乗り出さないでって!」
「だいじょーおぉーーーおちる~~!!!!」
「キャッ!れん君!!!」
ザッバーーーン!!!
「蓮!!」
「あっ!とーちゃん!」

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