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正しい猛獣のしつけかた 8

こんばんは。🎵
本日は『正しい猛獣のしつけかた』です。🎶
それではどうぞ~✴


暑いですね‥☀😵💦
なんだかいきなり夏~って感じで
まだ体が暑さに慣れてなくてキツイですよね‥💧
すでにバテ気味←早っ!(笑)ですが皆さまも熱中症などには気をつけてお過ごし下さいませ。\(^-^)/




私信です
ゆ○様
こんばんは。\(^-^)/
コメントありがとうございます。😆
返事が遅くなってごめんなさいm(__)m
お話し楽しんで頂けて嬉しいです🎵😍🎵
そしてコメント頂けると妄想の励みになります。💕
蓮君‥普段の行動からはあまり分かりませんが本当はすっごくいい子なんです❗(笑)
そしてとーちゃんともいいコンビなのでこれからも驚かせてくれると思います。\(^-^)/


☆様
こんばんは~✴💕
コメントありがとうございます。😆
返事が遅くなってごめんなさいm(__)m
ハイ!れんれんの初恋です。💕
ちょっと歳上ですが‥😅


葉○様
こんばんは😃🌃
コメントありがとうございます。😆
返事が遅くなってごめんなさいm(__)m
お疲れ様です😆🎵🎵
問題児の蓮君ですがどうやらまりさんに恋しちゃったみたいです。💕
かなり年齢差がある初恋がこの先どうなるのか楽しみにしていただければ嬉しいです🎵😍🎵


m様
こんばんは🌙😃❗
コメントありがとうございます。\(^-^)/
返事が遅くなってごめんなさいm(__)m
蓮君の初恋はかなり意外な相手でしたが
ちっちゃいですがナイトなんです❗👋😆🎶✨












講義の間中ずっとさっきの美作さんの言葉が
頭の中でぐるぐると回っていて
大切な講義が全く頭に入ってこなかった


調教って何よ?!

どうやるのよ?!

ハッ!まさか鞭とか持ってビシッ!とかやるわけ!?

鞭を持ち女王様スタイルのあたしの足元に傅く道明寺・・

って!

////////////////

は、恥ずかしすぎる!

脳内に浮かんだ有り得ない妄想に一人悶絶するあたし

ダメだ!

ダメダメダメ!

インパクトが強すぎてなかなか脳裏から退場してくれない妄想に
かなり挙動不審なあたし

ダメだ・・・

帰ろう

帰って課題のレポート仕上げなきゃ!

もぅ!美作さんのせいだ!

美作さんが変なこと言うから・・・

今度会ったら一発殴ってやる!

そう心に決めてまだ脳裏にチラつく
有り得ない妄想を追い出しながら
正門に向かって歩いていたら
正門の前ではいつもの運転手さんではなくて
今朝、道明寺を引き摺るようにして
出社して行った西田さんが立っていた


西田さんの姿に立ち止まったあたしと
西田さんがあたしを見つけてこちらへと向かってくるのが同時だった

「お疲れ様です牧野様。
お待ちいたしておりました」

「は、はい、お疲れ様です。
どうされたんですか?
もしかして道明寺になにかあったんですか?!」

道明寺の秘書兼教育係の西田さん

いつもビシッと七三分けで一分の隙の無いスーパー秘書さんの彼が
あたしを待っているなんて・・・

悪い予感しかしなくて

瞬間的に頭に浮かんだのは道明寺になにかあったんじゃないかってことだったから
そう聞いたんだけど
あたしのその言葉を聞いた西田さんは少しだけ微笑んでから

「いえ、司様は現在オフィスにて執務中でございます。
ですが少しだけ問題が発生しておりまして
牧野様にお手伝いいただけないかと思い
お迎えにあがらせていただきました」

「問題ですか?
会社のことであたしなんかがお役に立てる事があるんですか?」

「はい、牧野様にしか出来ない内容でございますので」

「あたしにしか出来ないんですか?」

「はい」

あたしにしか出来ないってところが引っかかるんだけど
ここで詳しく確かめることも出来ず
西田さんに促され車に乗り込んだあたし

でね・・・

西田さんに案内されて連れて来られたのは道明寺のオフィス





クソッ!

一秒でも早く牧野の元に帰る為に昼も抜きで
頑張る俺のオフィスに西田がデスクを入れてきた

「そんなもんここに置いてどうすんだよ?!」

「本日より司様のサポートをしていただく方が来られますので
その方の為のデスクでございます」

サポートってなんだよ?!

めんどくせぇーな!

「そんなもん必要ねぇ!
さっさとそんなもん退けろ!」

そう怒鳴る俺に対して西田は顔色一つ変えることなく

「必要がないかはその方の能力を見てから判断をお願いいたします。
それからわたくしは少し席を外させていただきますので
わたくしの不在中は第二秘書の楠木が待機しておりますのでよろしくお願いいたします」

そう言いさっさとオフィスから出て行ってしまった

マジムカつく!

サポートってなんだよ?!

まさか女じゃねぇーだろーな?!

女だったら叩き出してやる!

イライラしながら世界中から次々と送られてくるメールに目を通していた

西田が出て行って一時間程が経ったころ
ノックがして入ってきたのは入室禁止にしていたはずの女の秘書だった

「司様、珈琲と軽食をお持ちいたしました」

これみよがしにボディラインを強調し
短いスカートに仕事には不向きなピンヒールを履いた
勘違い女がトレイに珈琲とサンドイッチを乗せオフィスへと入って来やがった

「頼んでねぇ!
出て行け!」

「お昼も召し上がられておられませんので
何かお口にお入れにならないとお体に触りますわ」

怒鳴る俺にも動じることなく
ズカズカとオフィス内に入ってきて
来客用にと置かれているソファー前のガラステーブルに
珈琲とサンドイッチを置いた女

「聞こえなかったか?
俺は出て行けと言ったぞ!」

「わたくしはただ司様のお体が心配なだけで他意はございません。
それにわたくしは上條物産の社長の娘ですので
司様と同じ世界の人間ですのよ・・ナンチャラカンチャラ
キャッ!」

最後まで聞いていなかった
女の腕を掴み勢いよくオフィスから引き摺り出すと

「二度と俺にそのブサイクなツラ見せんな!
次はぶっ殺すからな!」

そう言って女が運んできた珈琲とサンドイッチが乗ったトレイごと叩きつけた

タイミングで・・・

「道明寺!」

横から飛んできた牧野の声

「なっ!?お前、なにやってんだよ?!」

「あんたこそなにやってんのよ!
大丈夫ですか?」

目の前には頭から珈琲をかぶり呆然としている女を
助け起こそうとしている牧野

その牧野の腕を掴み俺の方へと引っ張る

「ちょっと、道明寺!
なにすんのよ!?離して!」

オフィスから叩き出された女を助け起こそうと
腰を曲げたタイミングの牧野の腕を掴み
勢いよく引き寄せそのまま胸元にしまい込んだ

「グエッ!く、苦しぃってば!」

逃さないとばかりにギュウギュウに抱きしめる俺に
腕の中の牧野は抗議の声を上げているが
無視したままで西田に

「その女、どっかに捨ててこい!
それから上條物産との取引は全て停止しろ!」

「ちょ、ちょっと!道明寺!
あんたなに言ってんのよ!?」

「うるせぇ!お前は黙ってろ!
西田!さっさとしろ!」

「畏まりました」

「西田さんまで!畏まりまらないで下さい!
ギャッ!ちょっと痛いってば!
引っ張らないでよ!」

ごちゃごちゃとうるせぇ牧野を引き摺るように
オフィスに戻り足だけで蹴るようにドアを閉めると
我慢出来ずそのまま牧野にかぶりついた

しょーがねぇだろ!?

ずっと会いたいと思っていた牧野が目の前にいんだぜ
かぶりつくだろ?!











応援ありがとうございます。
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kirakira
Posted bykirakira

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