月夜に 129
おはようございます。🎵
お引っ越しです。🎶
それではどうぞ~✴
なんとか輪の中から抜け出して壁伝いに歩いていると
今度は椿お姉さんに声を掛けられた
「櫻ちゃん?大丈夫だった?」
心配そうなお姉さんの表情から今の出来事を見られていたんだろう
「はい、大丈夫です」
お姉さんに心配かけないように笑顔で答えると
それで分かってくれたらしくお姉さんも笑顔を返してくれた
「無理しないでね」
「はい、大丈夫です。あんなのは英徳の時で慣れてますから。
それにあの時の方がもっと酷かったですし」
「そう、良かったわ」
「それより心配なのはあいつの方だと思うんですけど・・?」
「ハァ~・・そうね。
でも司も慣れてるだろうから大丈夫だと思うわ。
自分でなんとかするでしょ」
さっきの場所では彼がまだ彼女達に取り囲まれていて
彼の表情からはすっかり表情が消えてしまっている
「司の事はほっといて櫻ちゃんに紹介したい人がいるのよ。
一緒に来てくれる?」
「はい」
お姉さんに紹介されたのは
お姉さんのウェディングドレスをデザインしたという
有名ブランドの重鎮デザイナーさんで会った事は無くても
雑誌などでは何度も見たことのある顔と名前
芸術家タイプのデザイナーさんで気難しいと
噂で聞いた事があったのだけど話しをした印象は
そんな感じはしなくて笑顔の素敵な気さくなおじ様って感じで
彼もフランスに居とアトリエを構えている
私もデザイナーをしていると紹介されると
一度アトリエに遊びに来なさいと招待された
私はどういう訳かこの気難しいと評判の彼に気に入られたようで
長い時間二人で話しをしていた
デザインの事やフランスの事
旅行が趣味で仕事などを兼ねて訪れた世界中の都市の事
話し上手でどんどん引き込まれてしまう
アトリエに招待されたのも
その場での社交辞令だと思っていたのだけれど
パーティー後にお姉さんにその話しをすると凄く驚かれた
どうやらアトリエへの招待は本気だったみたいで
後日、私の元へ彼から招待状が送られてくる事となる

応援ありがとうございます。
お引っ越しです。🎶
それではどうぞ~✴
なんとか輪の中から抜け出して壁伝いに歩いていると
今度は椿お姉さんに声を掛けられた
「櫻ちゃん?大丈夫だった?」
心配そうなお姉さんの表情から今の出来事を見られていたんだろう
「はい、大丈夫です」
お姉さんに心配かけないように笑顔で答えると
それで分かってくれたらしくお姉さんも笑顔を返してくれた
「無理しないでね」
「はい、大丈夫です。あんなのは英徳の時で慣れてますから。
それにあの時の方がもっと酷かったですし」
「そう、良かったわ」
「それより心配なのはあいつの方だと思うんですけど・・?」
「ハァ~・・そうね。
でも司も慣れてるだろうから大丈夫だと思うわ。
自分でなんとかするでしょ」
さっきの場所では彼がまだ彼女達に取り囲まれていて
彼の表情からはすっかり表情が消えてしまっている
「司の事はほっといて櫻ちゃんに紹介したい人がいるのよ。
一緒に来てくれる?」
「はい」
お姉さんに紹介されたのは
お姉さんのウェディングドレスをデザインしたという
有名ブランドの重鎮デザイナーさんで会った事は無くても
雑誌などでは何度も見たことのある顔と名前
芸術家タイプのデザイナーさんで気難しいと
噂で聞いた事があったのだけど話しをした印象は
そんな感じはしなくて笑顔の素敵な気さくなおじ様って感じで
彼もフランスに居とアトリエを構えている
私もデザイナーをしていると紹介されると
一度アトリエに遊びに来なさいと招待された
私はどういう訳かこの気難しいと評判の彼に気に入られたようで
長い時間二人で話しをしていた
デザインの事やフランスの事
旅行が趣味で仕事などを兼ねて訪れた世界中の都市の事
話し上手でどんどん引き込まれてしまう
アトリエに招待されたのも
その場での社交辞令だと思っていたのだけれど
パーティー後にお姉さんにその話しをすると凄く驚かれた
どうやらアトリエへの招待は本気だったみたいで
後日、私の元へ彼から招待状が送られてくる事となる

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