月夜に 136
おはようございます。
お引越しです。(^^♪
それではどうぞ~❤
電話に出た道明寺の話す言葉と表情に神経を集中させる
緊張した面持ちで電話に出た道明寺の表情が緩み
いい報せだと分かった
電話を終えた道明寺が私を抱きしめる
「雛が見つかった」
彼のその言葉に一瞬で緊張が溶け涙が溢れ出した
「よかった…」
「あぁ、だから言っただろ。雛なら大丈夫だって!
あいつ屋台のホットドッグ屋でババァ名義のブラックカードで
ホットドッグ買おうとして不審に思った店主が
警察に通報して保護されたらしいぞ!」
「もう!あの子ったら…」
「なっ!言った通りだろ?!
屋台のホットドッグにブラックカードなんて俺とお前の血引きまくりじゃねぇーか!」
「笑い事じゃないわよ!」
「泣きながら怒んな!
そんな顔みたら雛が心配するぞ!」
「もぅ!ほんとに…」
ホッとした気持ちと怒りと…
けど呆れちゃう気持ちとが入り交ざり上手く言葉が続かない私を
道明寺は”ほら!雛迎えに行くぞ!”と促した
雛が保護されたのはホテルから2ブロック程離れた所にある警察署
そこまで道明寺と一緒に彼女を迎えに行った
警察署に入るとすぐに保護してくれた制服の警官が出迎えに来てくれて
私達はそのまま署長室へと通されそこで雛と再会した
私達が署長室へと入って行くと彼女はホットドッグを頬張っている真っ最中で
頬っぺにはケチャップがついている
私と道明寺の姿を確認すると食べかけのホットドッグを放り出し
笑顔で道明寺の胸元へと飛び込んだ
彼女が道明寺の胸元から顔を上げた時には
頬についていたはずのケチャップは綺麗に拭き取られていたけど…
二人共そんな事を気にする様子は無く
久々の再会を喜び合っている
私は…
怒りたいんだけど
彼女の無事な姿を見ると涙が溢れる出してきて止まらない
そんな私を見て雛は少し身を屈め下から顔を覗き込むようにして
”ママお腹痛いの?”ととぼけた問い掛けをしてくる…
その言葉に思わず脱力
泣き笑いが署長室に響いた

応援ありがとうございます。
お引越しです。(^^♪
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電話に出た道明寺の話す言葉と表情に神経を集中させる
緊張した面持ちで電話に出た道明寺の表情が緩み
いい報せだと分かった
電話を終えた道明寺が私を抱きしめる
「雛が見つかった」
彼のその言葉に一瞬で緊張が溶け涙が溢れ出した
「よかった…」
「あぁ、だから言っただろ。雛なら大丈夫だって!
あいつ屋台のホットドッグ屋でババァ名義のブラックカードで
ホットドッグ買おうとして不審に思った店主が
警察に通報して保護されたらしいぞ!」
「もう!あの子ったら…」
「なっ!言った通りだろ?!
屋台のホットドッグにブラックカードなんて俺とお前の血引きまくりじゃねぇーか!」
「笑い事じゃないわよ!」
「泣きながら怒んな!
そんな顔みたら雛が心配するぞ!」
「もぅ!ほんとに…」
ホッとした気持ちと怒りと…
けど呆れちゃう気持ちとが入り交ざり上手く言葉が続かない私を
道明寺は”ほら!雛迎えに行くぞ!”と促した
雛が保護されたのはホテルから2ブロック程離れた所にある警察署
そこまで道明寺と一緒に彼女を迎えに行った
警察署に入るとすぐに保護してくれた制服の警官が出迎えに来てくれて
私達はそのまま署長室へと通されそこで雛と再会した
私達が署長室へと入って行くと彼女はホットドッグを頬張っている真っ最中で
頬っぺにはケチャップがついている
私と道明寺の姿を確認すると食べかけのホットドッグを放り出し
笑顔で道明寺の胸元へと飛び込んだ
彼女が道明寺の胸元から顔を上げた時には
頬についていたはずのケチャップは綺麗に拭き取られていたけど…
二人共そんな事を気にする様子は無く
久々の再会を喜び合っている
私は…
怒りたいんだけど
彼女の無事な姿を見ると涙が溢れる出してきて止まらない
そんな私を見て雛は少し身を屈め下から顔を覗き込むようにして
”ママお腹痛いの?”ととぼけた問い掛けをしてくる…
その言葉に思わず脱力
泣き笑いが署長室に響いた

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